オグケン便り

今回は、

『どうすれば自分は運が強いと思えるようになるのか？』

と言う内容でお伝えします。

運が強いと思うことは大切だとよく言われますよね。

自己啓発書や成功本などでもよく書いている話になります。

ではどうすれば自分は運が強いと思えるようになるのでしょうか？

それは、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

と理解することです。

この言葉は多摩大学大学院名誉教授で

田坂塾塾長の多くの著書を出されている田坂広志さんのもの。

この言葉ほど励まされ運気を上げてくれる言葉はないかもしれない。

なぜなら、

たくさんの人が自分は運が強いと思えないのは

幸運より不運に遭遇する確率が高いからです。

その不運とは実は幸運の種子だったと気づけば、

或いは、そう思えるようになれば、

自分は運が強いと思う確率が飛躍的に高まるかもしれない。

その意味で、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

この言葉ほど自分は運が強いと思わせてくれる言葉はない

と言って良いでしょう。

よくよく冷静に振り返れば、

自分が大きく成長したきっかけは高いハードルにぶつかった時。

その高いハードルにぶつかった時はその当時どう考えても

不運としか思えなかったが、それがきっかけとなり、

自分の間違いに気づいたり、心の置き所を変えてみたり、

いろいろ創意工夫し乗り越えた経験は皆さんにもあるかもしれない。

そして、

そこで得た学びとは苦しんだ分だけ得るものが大きいものであり、

あなたの一生涯の無形の財産になっている可能性も十分あるでしょう。

楽して獲得した学びは忘れやすく、

苦しんだ結果手に入った学びは人生を生きていく上での大きな支えとなる。

そう考えれば、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

は間違いのない事実になるかもしれません。

そして、

この考え方を身体化していけば、

「自分ほど運が強い人間はいない」

と思えるのも時間の問題になります。

ではここからが肝心なポイントですが、

どうすれば、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

この考え方を身体化することができるのでしょうか？

この考え方は素晴らしいと思ったとしても、

自分のものにしていかなければ意味がないわけです。

ではどうすれば身体化できるようになるのか？

これは私のやり方ですが、

１日数百回は「ありがとう！」とあらゆる事物、事象に向けて言う

習慣をつけること。

私は朝散歩する時とか、買い物に行く車の中でとか、

「ありがとう！」と言い続けることが習慣になっていますが、

その習慣を身につけることが、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

この考え方を身体化する方法になります。

この方法が効果的な理由は、

心が落ち着きを取り戻し一見不運と思える出来事の中に

幸運の種子を探し始めようとするから。

不運と思える出来事に遭遇すれば、誰もがひどく落ち込んだり、

失望したとしても不思議ではないでしょう。

しかし、

１日のいずれかの時間帯で「ありがとう！」と

集中的に言える習慣があれば、

この不運としか見えなかった出来事の中にも

幸運の種子があるはずだと考え出す。

或いは、

どうすればこの不運な出来事を幸運なものに変えてやろうかと

考えるかもしれない。

何れにせよ、

不運が不運で終わることはないわけです。

不運が幸運のきっかけになる可能性は飛躍的に高まっていくと言うこと。

ここで一つ注意点があるとすれば、

その一見不運に見える出来事がすぐに幸運と思える出来事に

変わるわけではないと言うこと。

そんな魔法のような映画や漫画の世界で起こる出来事を

期待しないで欲しいと言うことです。

不運な出来事が幸運に変わるのは

少なくとも数年必要と考えた方が適切かもしれない。

例えば、

自分が周囲への感謝が足りなかったばかりに、

人間関係でつまづき、仕事でも思うような成果が出せなくなっと

言うのはよくある話し。

この場合、

自分の心をまずは変えていく必要があるわけです。

周囲への感謝を忘れずに、人間関係も改善を図り、

その結果、

仕事で思うような成果が出せるようになるには、

数週間や数ヶ月ではダメで、数年かかる場合も十分あると言うこと。

私は手っ取り早く成功したい人向けに情報発信しているわけではないので、

皆さんにはそのことは十分理解して欲しい。

「ありがとう！」という習慣を身につけ、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

この考え方が自分のものにしていけば、

時間はかかるかもしれないが、

数年後には全く別人になっていると言うことです。

以上にて

どうすれば自分は運が強いと思えるようになるのか？

そのための考え方とそれを身につける方法を説明してきましたが、

皆さんは自分が運が強いと思っているでしょうか？

そう思えていなければ今回のお話は必ず役に立つでしょう。

ぜひ、

「幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる」

この言葉を身体化して、

「自分ほど運が強い人間はいない」

と本気で思えるようになって欲しいと願います。

以上が今回のメッセージとなります。