こんにちは!
小倉健一です。
今回は、
『なぜ「自分らしく成功したい!」は禁句なのか?』
というテーマでお伝えします。
「自分らしく成功したい!」
この言葉はとても聞き心地が良く、無理くり感もなく、万人受けしやすい言葉かもしれません。
しかし、ビジネスの立ち上げの段階では、「自分らしく成功したい!」をぜひ禁句にしてほしい。
なぜなら、凡人が「自分らしく!」という言葉を持ち出した瞬間、成功から大きく遠ざかっていくからです。
あなたが誰もが認める天才なら、「自分らしく!」と口にしても構いません。
しかし、そんな非凡な才能を持たないなら、「自分らしく!」という言葉は、口に出してはいけないということです。
では、なぜ凡人はこの言葉を口にしてはいけないのか?
それは、無から有は生まれないから。
大リーグのスターたちが憧れる存在となった大谷翔平選手ですら、バッティングスイングや野球の基礎は、元社会人野球の選手だった父親から学んだもの。
幼少期から中学時代にかけて父親から指導を受け、高校時代は花巻東高校の名監督・佐々木洋さんから学んでいます。
今のバッティングスイングも、基本の型をしっかり学んだ上で、毎年改良を重ねて手に入れたものです。
つまり、最初に型があるから改良を重ねられる。最初に型がなければ、改良を重ねることもできません。
この重要なポイントを見逃してはいけません。無から有は生まれない——改めて、そう強調しておきたいのです。
では、「自分らしく成功したい!」という言葉は、永遠に禁句なのでしょうか?
それは違います。
この言葉は、あなたがプロのコーチとしての基本を身につけてから、発すればいいのです。
プロのコーチの基本とは、成功するための思考と、高額商品が売れるビジネスモデルを習得すること。
その基本を身につけた上で、「自分らしく成功したい!」を追求していけばいいでしょう。
つまり、何もない段階で「自分らしさ」を求めてはいけない。
いや、求めることができないと言った方が正確かもしれません。
せめて、成功するための思考と、高額商品が売れるビジネスモデルを習得してから、「自分らしさ」を求めてほしい。求めるべきだ、ということです。
皆さんは「守破離の原則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「守破離の原則」とは、武道や茶道における学びの方程式。師匠から学んだ型を、自分独自の型へ変えていく技法です。
アマチュアから真のプロフェッショナルへ変身を遂げるための、「守」「破」「離」の3ステップの学びの技法と言っていいでしょう。
この原則を理解すれば、「自分らしく成功したい!」が禁句になる理由が分かるので、簡単に説明していきます。
最初のステップ「守」とは、プロになるために必要な基本を学ぶステージ。
コーチングビジネスで言えば、成功するための思考と、高額商品が売れるビジネスモデルを学んでいく段階です。
成功するための思考とは、次の成功法則11箇条に集約されます。
<1>ワクワクする最高のゴール設定
<2>必ずゴールを達成するとコミット
<3>お金のマインドセット
<4>成功者から引っ張り上げてもらう
<5>信じる力
<6>感謝の力
<7>セルフイメージの力
<8>逆境をチャンスに変える力
<9>決して諦めない力
<10>クリエイティビティーの発揮
<11>天から導かれる
高額商品が売れるビジネスモデルとは、1万円の商品を月100人に売って月収100万円を稼ぐのではなく、100万円の商品を月1人に売って月収100万円を稼ぐモデル。
このモデルを作るには、次のことを一つの流れとして仕組み化する必要があります。
・どんな商品(ポジショニング)を作るのか?
・どのように、どれだけの集客をしていくのか?
・どのようにセールスするのか?
・どのようにリピート注文を獲得していくのか?
この仕組み化されたものが、高額商品が売れるビジネスモデルです。
成功するための思考と、このビジネスモデルの獲得が、コーチングをビジネスとして営む基本。そのベースを学ぶステージが「守」です。
この「守」を突破すれば、次のステージ「破」へとステップアップします。
「破」の段階とは、「守」で師匠から学んだプロになるための基本を破るステージ。
破るとは、学んだ基本を独自に究めていくこと。
あるいは、他の師匠から異なる型を学んでいくことです。
コーチングビジネスであれば、「守」で挙げた成功法則11箇条と、高額商品のビジネスモデルを、さらに独自に究めていくと考えてもいいでしょう。
あるいは、異なった考え方とビジネスモデルを持つ新たな師匠から学ぶと考えても構いません。
いずれにせよ、「破」とは、「守」で師匠から学んだプロとしての基本を、一度破るステージだと考えてください。
では、最後のステージ「離」を説明していきましょう。
「離」とは、まさしく離れること。ビジネスで目指す最終ステージです。
「守」で学んだ型を、「破」のステージで徹底的に究め、この「離」の段階で独自に進化させ、新たなものを創り上げていく。
あるいは、「守」で学んだ型に、「破」のステージで他の師匠から学んだ型を組み合わせ、この「離」の段階で独自性を出していく。そう考えてください。
コーチングであれば、「守」で学んだビジネスモデルを究め尽くし(「破」)、それを進化させて新たなモデルを構築していくことになるかもしれません。
あるいは、「守」で学んだビジネスモデルに、他の師匠から学んだもの(「破」)を組み合わせ、競合相手とは差別化を図れるモデルを創造していくことになるかもしれません。
いずれにせよ、その人のオリジナリティーと言えるもの。ブランドを構築する段階と考えてください。
以上が「守破離の原則」、アマチュアから真のプロに変身を遂げるための、「守」「破」「離」の3ステップの学びの技法です。
この技法を理解すれば、ビジネスの初期段階で「自分らしく成功したい!」が禁句になる理由が分かるでしょう。
「自分らしく成功したい!」は、最初のステップ「守」で、成功するための思考と、高額商品が売れるビジネスモデルを習得してからの話です。
もっと具体的に言えば、「守」のステージで最初の師匠から「よし合格!」と言われるまで、学び切ってからの話になります。
最初の師匠から「よし合格!」と言われるには、師匠と心中するくらいの覚悟が必要。体内の組織レベルに染み込ませるくらい真剣な学びが必要です。
その上で「自分らしく成功したい!」であれば大賛成ですが、プロとしての基本が疎かなのに「自分らしく!」なんて、全く話になりません。
プロの世界は、そんなに甘くはないということです。
皆さんは、「自分らしく成功したい!」と思っているでしょうか?
それはそれで構いませんが、あなたが突出した才能を持たない凡人であれば、それを口にするタイミングを間違わないことが大切です。
タイミングを間違えた瞬間、成功が大きく遠ざかることを理解すべきでしょう。
やはり、無から有は生まれない。最初にしっかりとした型があるから、それを改善できるということです。
「自分らしく成功したい!」というセリフは、プロとしての基本を学んだ上で口にすべき言葉だと言っていいでしょう。
皆さんには、ぜひこのことを理解して、コーチングの成功を目指してほしいと思います。
以上が今回のメッセージとなります。




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