今回は、
『なぜあなたの思考は現実化していないのか?』
と言う内容でお伝えします。
なぜあなたの思考は現実化していないのでしょうか?
それはその思考が潜在意識に染みるくらい強いものに
なっていないからです。
ただ単に、
「~~~したい」
「~~~が手に入ればいい」
ではダメで、
「~~~できなければ困る」
「~~~が手に入らなければ困る」
くらいのレベルでようやく潜在意識に届き、
思考は現実化していくことになる。
私はどれくらいの思いを持てば、
「思考は現実化していくのか?」
を考える際に、判断基準にしている言葉がある。
それは、
すでにお亡くなりなられたが、
京セラや第二電電(現KDDI)の創業者であり、
また日本航空の再建を陣頭指揮した稲盛和夫さんが
著書「生き方」で述べた次の言葉。
『ただし、願望を成就につなげるには並に思ったのではダメです。
「すさまじく思う」ことがが大切。漠然と「そうできればいいなあ」
と思う生半可なレベルではなく、強烈な願望として、寝ても覚めても
四六時中そのことを思い続け、考え抜く。頭のてっぺんからつま先まで
全身をその思いでいっぱいにして、切れば血の代わりに「思い」が流れる。
それほどひたむきに、強く一筋に思うこと。そのことが、物事を成就させる
原動力となるのです』
これくらい強く思える願望であれば、
達成されない方がおかしいと言えるかもしれません。
ではどうすれば単なる願望が寝ても覚めても思い続ける
強い願望に変わっていくのか?
それは挑戦することです。
挑戦すれば高い壁にぶつかることもたくさんあるが、
それを乗り越えていくこと。
その乗り越えた数が多いだけ、願望が強くなっていくということです。
イメージで言えば、
刀作りの職人の手は刀を叩けば叩くほど分厚くなっていく、
そんなイメージ。
願望も挑戦すればするほど高い壁にぶつかっていくが、
その壁を乗り越える度に、願望の強さが揺るぎないものになっていく。
それが、
それが潜在意識に染みるくらい強い願望を持つ最大の極意と
考えて良いでしょう。
なので、
もし皆さんが願望があるが、
それが手に入るよう挑戦していなければ、
その願望はまだまだ潜在意識に染みるレベルまでは
達していないことになる。
その結果、
思考はいつまで経っても現実化することはないということ。
そこまでシビアに考えることが大切ですが、
そこまで真剣に考えて願望を実現しようとしている人は
どれだけいるでしょうか?
ほとんどいないでしょう。
世間の大半の人はフワフワマインドで
願望を手に入れようとしているのが現実ではないでしょうか?
それでは潜在意識に影響を及ぼすことはできず、
単なる淡い願望で終わってしまうのが関の山だということです。
そのことをコーチングビジネスの成功を目指す皆さんには
少なくとも理解して欲しい。
そして、
皆さんの未来のクライアントにも伝えて欲しい大切なことになります。
たくさんの人がフワフワマインドになってしまうのは、
コーチングスクールなどの売り手側が情報弱者相手に
マーケティングを展開し、
「自動的にに夢は叶う!」
とか、
「努力や忍耐は不要!」
などの情報弱者がいかにも喜びそうな宣伝文句を
多用しているから。
私はコーチングスクールがコーチング資格を取ってもらうために
そんな甘い考え方を普及させるのは、
百害あって一利なしと考えていますが、
そのマーケティング用語を正しいと受け取ってしまう側にも
問題ありと思っています。
そうならないように私は皆さんに、
「何が正しい考え方なのか?」
「何が間違っている思考なのか?」
を論理的に説明し、
コーチングビジネスで成功するための考え方をお伝えしているつもり。
今回はその中でもとても大切になる、
なぜ思考が現実化していないのか?
についてお伝えしましたが、
寝ても覚めても四六時中その願望を思い続け、考え抜く姿勢がなければ、
その願望は潜在意識に影響を及ぼさず達成されないと述べてきました。
そして、
それくらい並々ならぬ強い願望を持つためには、
挑戦することが大切であり、
挑戦すれば高い壁にぶつかることもたくさんあるが、
それを乗り越えていく。
高い壁を乗り越える度に願望は強くなり、
潜在意識への影響力も大きくなっていくということ。
その結果、
願望は現実化していくことになります。
ぜひそのことを理解して、
皆さんにはコーチングビジネスの成功を目指して欲しいと思います。
以上が今回のメッセージとなります。
この記事へのコメントはありません。