オグケン便り

今回は、

『クライアントの成果はコーチの背中次第』

と言う内容でお伝えします。

結論からズバリ言います。

あなたにクライアントがいたとして、

そのクライアントが成果が出せるかどうかは、

あなたコーチの背中が決めます。

ではなぜ、

コーチの背中が決めるのでしょうか？

それは、

結局人と人は、

スイスの精神科医・心理学者
カール・グスタフ・ユングが提唱した、

「集合的無意識」

の世界で繋がっているから。

カール・グスタフ・ユングは人の意識には
３つの層があり、

その３つの層とは、

１、顕在意識
２、個人的無意識
３、集合的無意識

と説明しています。

この３番目の集合的無意識で
人は全て繋がっていると、

カール・グスタフ・ユングは説明していますが、

コーチとクライアントも、

集合的無意識の世界で繋がっていると考えても
不思議ではないと言うこと。

この話がスピリチュアルすぎて難しければ、

メラビアンの法則、

人と人がコミュニケーションをとる際に
相手に影響を与える割合として、

言語情報が７％、聴覚情報が３８％、
視覚情報が５５％、

を思い出せば分かり易い。

コーチがクライアントへ発する言葉、

その言葉に対する自信やニュアンスにより、

クライアントの意識や行動は大きく影響される。

そう考えれば、

「クライアントの成果はコーチの背中が決める！」

と言っても、

大きな違和感を感じなくなるかもしれません。

「クライアントの成果はコーチの背中が決める！」

とは、

表現を変えれば、

あなたコーチのゴールへの取り組み姿勢が
クライアントのゴール達成を大きく左右する、

と置き換えることもできる。

あなたコーチが、

不安や恐れに立ち止まることなく
コンフォートゾーンの外側で挑戦していれば、

クライアントにもその気迫は伝わり、

クライアントも
不安や恐れに立ち止まることなく、

コンフォートゾーンの外側で挑戦していく。

しかし、

あなたが不安や恐れに立ち止まり、

コンフォートゾーンの外側へ挑戦していなければ、

口先でいくら素晴らしいことを唱えても、

クライアントに見破られ、

クライアントもコンフォートゾーンの内側で
立ち止まってしまう可能性が高いと言うこと。

その意味では、

コーチは背中がへなちょこにならないように、

自分へ適切な負荷をかけつつ、

チャレンジしなければいけない。

コーチはへなちょこな背中を、

クライアントに見られては申し訳けが立たないし、

何よりも、

クライアントが手抜きをしてしまい、

ゴール達成が困難になることを忘れてはいけない。

私はコーチングスキルで、

不安を自信に変え、

恐れを恐れのない世界に塗り替え、

罪悪感を外し、

劣等感があることに気づいてもらい、

間違った価値観を正しいもの変えていくこと、

この５つのスキルが大切だと述べています。

この５つのコーチングスキルで、

１つ目の不安を自信に変え、

２つ目の恐れを恐れのない世界に塗り替えるには、

コーチの背中が一番大切だと思う。

コーチの背中がへなちょこであれば、

クライアントの背中もへなちょこになり、

不安がそのまま不安となり、

恐れがそのまま恐れとなる可能性が高い。

だから、

コーチは背中がへなちょこにならないよう、

背筋をピーンと伸ばせるように、

コンフォートゾーンの外側へ、

一歩勇気を持って踏み出す覚悟は必要になる。

その覚悟が持てなければ、

コーチの存在価値はないし、

コーチングをやる資格はないとさえ思っています。

以上が、

シンプルですが、今回のお話になります！

最後まで読んで頂きありがとうございました！