私はなぜ今回このテーマをブログの内容にしたのでしょうか?
それはあるクライアントさんと話をしていて少し危機感を持ったからです。
その危機感を抱くきっかけは先日に受けた以下の質問でした。
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
全く基礎知識のない人であれば何を学んでいけば良いのか聞くことも当然あるかもしれませんが、
コーチングスクールである程度の基礎基礎やスキルを学びビジネスをやっていく段階で、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
この質問をする時点で、
プロのマインドセットができていないと強く感じました。
ビジネスのプロとしてのマインドセットがあるならば私に聞くべき質問とは、
「何をアウトプットしていけばよいのでしょうか」
になるべきであって決して、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
でないはずです。
ただコーチングスクールを卒業しても、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
そのような発想になるのも仕方がないかもしれません。
それはコーチングスクールを卒業してもビジネスについて全く何も分かっていないからです。
例えば中学校高校と6年間英語を勉強しても実際に外人を目の前にすると何をどう話せばいいのか分からないといった一般の人たちと同じ状況なのです。
何をどう話せばいいのか分からない
つまり
コーチングスクールで学んだ知識やスキルを活かしながらどのようにビジネスをしていけば良いか分からない
といった状況から、
「ビジネスをしていくためには何を学んだら良いのでしょうか」
と言う発想になるのも仕方がないことかもしれません。
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プロの意識とは
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ただ仕方がない状況はあるにせよあえてここで言います。
それでもプロとしてやっていくのであれば、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
ではなく、
「何をアウトプットしていけば良いのでしょうか」
と常に意識を今までとは反対の方向に舵を切っていく必要があると。
なぜなら、
学ぶこと=ビジネスではないからです。
ビジネス=アウトプットになるからです
自らの価値観をアウトプットしていってクライアントに対して新たな気づきや新たな価値観を与えることができるからこそそれがお金に変わっていくわけです。
仮にビジネスに関する最低限の基礎知識が必要と言うことであれば、
1インプットして9アウトプットしていく位のレベルでないと到底プロの意識を持っていることにはならないわけです。
もし常に
「何を学んでいけば良いでしょうか」
言う発想になっている人は、
コーチングビジネスで成功してお金を稼いでいきたいのであれば、
全く同じ状況で、
「何をアウトプットしていけば良いのでしょうか」
と自然に質問が出るようになるまで今までとは反対の方向に意識の舵を切る必要があると言うことです。
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なぜ学びから抜けれないのか
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ではここでなぜ学びから抜け出ることができないのかについて考えていきたいと思います。
その理由は苫米地式コーチング理論と言うエフィカシーの本当の意味を身体で覚えていないからです。
エフィカシーとはゴールを達成する自己能力の自己評価のことです。
これは苫米地式コーチング理論を勉強されているのであれば誰もが分かっていると思います。
ただ頭で分かっていても実際の状況で使えていないのであれば分かったことには全くなりません。
結局何を言いたいかと言うと、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
と言う人はゴールを達成する自己能力の自己評価が低いと言うことです。
ゴールを達成するには自己能力の自己評価を上げていく必要があります。
簡単に言えば自分で自分の能力は充分と評価を高めて自信を持っていけばそれで良いわけです。
ただ、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
と言う質問が最初に出てくる人はゴールを達成するための自己能力はまだ不充分と思っているから何か他の能力を付け足そうとしているわけです。
その意識がまず最初に出てくる人はコーチングビジネスで稼げるようになるには時間がかかってしまいます。
エフィカシーの考え方で一番大切なのは周囲のあなたの能力に対する評価がどうであろうとあなたさえ自己の能力に対する評価が高ければゴールを達成されると言うことです。
他の知識やスキルが本当に必要になってくるのであればそれはその時に自然に見えてきてその時に付け足してしまえば良いわけです。
ただし自己能力の自己評価が高くなければ更に本当に必要な知識やスキルも見えてこないと言うことになります。
ですからコーチングビジネスで成功してお金を稼いでいきたいのであれば、
仮に今ビジネスの基礎知識がなかったとしても、
1インプットして9アウトプットする位の心構えが必要になるわけです。
その9をアウトプットしていく心構えを作っていくために、
「何を学んでいけば良いのでしょうか」
ではなく、
「何をアウトプットしていけばよいのでしょうか」
と言う意識に大きく舵を切っていく必要があると言うことになります。
その結果最初は自己能力に対して自己評価が低く自信がなかったとしても、
アウトプットする意識を継続していけば必ず自己評価は高まります。
なぜならアウトプットをする度に自尊心が高まり自己能力の自己評価が自然と高まってくるからです。
そのために最初の質問は、
「何を学んでいけばいいのでしょうか」
ではなく、
「何をアウトプットしていけば良いのでしょうか」
になるのがプロとしてあるべき姿になるわけです。
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まとめ
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本日のお話は如何だったでしょうか?
コーチングビジネスでプロとしてやっていく気持ちがあるのであれば、
「何を学んでいけばいいのでしょうか」
ではなくて、
「何をアウトプットしていけばいいのでしょうか」
に意識の舵を切っていく必要性があります。
この
「何をアウトプットしていけばいいのでしょうか」
が最終的にはエフィカシー高めることにつながります。
なぜなら小さな行動でもそれを継続してやっていくことによって自尊心が高まっていくからです。
自尊心が高まっていくと自分の能力に対する評価も自然と確実に高まります。
その結果コーチングビジネスでプロとして稼げるようになっていくわけです。
他に必要な知識やスキルが出てくればそれはその時に考えて付け足す必要があれば付け足せば良いわけです。
エフィカシーが高まらない中で付け足していく知識やスキルは自分の不安や恐れを埋め合わせるための知識やスキルであり本当にビジネスで稼いでいくために必要な知識やスキルではないと言うことです。
学ぶこと=ビジネスではなく
アウトプット=ビジネスである
と言う意識を強く持ちながらあなたが本当のプロのマインドセットを身に付けビジネスを没頭して楽しんでいけるよう心から応援しています。
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