今回は希望的観測と言うテーマでお話をお伝えしていきます。
希望的観測って何でしょうか?
ビジネスにおける希望的観測とは数字の根拠がない単なる願望のことです。
この数字的根拠を持って自分のビジネスに取り組んでいるコーチは非常に少ないのが現状だと思います。
ではなぜビジネスに数字的根拠を持てずビジネスが単なる願望で終わってしまっているコーチが多いのでしょうか?
それはビジネスの数字的根拠がスコトーマとなりその大切さが見えていないからです。
会社員で仕事をやっている時には常に会社から結果や原因について数字での説明を求められるのでそれなりの数字で説明をしているはずです。
ただ苫米地式コーチング理論を学びゴールを達成するためのマインドの使い方を学んだ後には、
ゴールは現状の外側にあること
ゴールは抽象度が高いことが大切
のほうに力点が大きく移ってしまい、
コーチングでビジネスを始める場合、
毎月の売上目標
ランディングページのPV数
メルマガ登録者数
体験セッション者数
などの比較的短期的な細かい数字に対してはあまり意識がいっていないのが多くのコーチの現状になります。
だからビジネスの数字的根拠の大切さがスコトーマとなってしまい見えなくなっているのです。
その結果中長期的な比較的大きなゴールに対しては必要以上に関心を払っているのに短期的な比較的小さなゴールに対しては必要以下しか注意を向けていない現状を生み出しています。
これでビジネスが上手くいくほどビジネスは甘い世界ではありません。
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ゴール達成のための極意
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皆さんはゴール達成のための極意は何だと思いますか?
その極意とは、
ゴールは限りなく大きく持ち
行動は限りなく小さく刻む
ことです。
私があるビジネス作家から感銘を受けた言葉に、
世間一般の大多数の人々は、
一年先の成果結果を過大に見積もり
五年先の成果結果を過小に見積もる
と言うものがあります。
私自身の経験も含めて本当にその通りだと思います。
この言葉を裏返して考えていくと、
一年とか短いサイクルでは小さな行動を積み重ね続けることが大切であり、
それほど大きな成果結果が目の前に現れなかったとしても、
それを継続していくと五年後にはあなたの想像を遥かに超えた成果結果として現れてくることになります。
ですから苫米地式コーチング理論で重視している現状の外側のゴールや抽象度の高いゴールを持ったとしても、
仮にあなたのゴールの一つにコーチングビジネスでの成功があるとすれば、
毎月の売上目標
ランディングページのPV数
メルマガ登録者数
体験セッション者数
などの比較的短期的な細かい数字に対して強く意識を持って本気で取り組んでいくからその先にある現状の外側の抽象度の高いビジネスのゴールも達成されていくわけです。
それは普通に考えれば誰でも分かることですが、
現状の外側のゴールやゴールの抽象度が大切だということに大きく注意が向けられているコーチにはスコトーマとなり見えなくなってしまっているのです。
その結果ビジネスに対して数字的根拠を持って取り組めず甘い希望的観測で終始ビジネスをやってしまいコーチング業界から去ってしまうことになるのです。
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ではどうすれば良いのか?
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ではどうすればビジネスの数字的根拠がスコトーマとならないように済むでしょうか?
それは苫米地式コーチング理論の学びを一旦ストップしてビジネスを勉強することです。
ビジネスの数字的根拠がスコトーマとならないようにするための原理原則は非常にシンプルです。
ビジネスに対する学習の割合を苫米地式コーチング理論の学びの割合より大きくすることです。
大きくすればいずれかは関心度合いが逆転してビジネスと苫米地式コーチング理論に対する程よいバランス感覚が生まれます。
このバランス感覚が失われているからビジネスに対する数字的根拠がスコトーマとなってしまいビジネスに対して成果結果がいつまでたっても出るようにならないのです。
その結果一年先の成果結果も出なくなり五年先については自分の想像もしなかった低いレベルでのゴールしか達成されません。
このバランス感覚をまずは取り戻すことが最重要課題でありその為の有効な方法は苫米地式コーチング理論の学びを一旦全てストップすることです。
全て一旦ストップした上でビジネスに対する真摯な学びを始めビジネスの本物の知識やスキルを身に付けていくことがビジネスが希望的観測に終わらないための大切な鍵になります。
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最短最速の方法とは?
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そしてビジネスの本物の知識やスキルを学んでいく最速最短の方法を紹介しておきます。
それは、
苫米地式コーチング理論の学びを一旦全てストップして、
ここからが肝心なポイントになりますが
自分一人で自分なりにちんたらちんたらビジネスを学ばないことです。
コーチングスキルはコーチングスクールへお金を投資してマスターコーチから学んでいくのに、
ビジネスはなぜかしら自分一人で何とかなると大きな勘違いをしているコーチが多すぎます。
私から言わせてみればビジネスこそしっかりと自己投資をしてコーチの指導を受けながら学ぶべきものなのです。
そして一番ベストな方法はコーチの指導のもとビジネスを実践を通して学びながらその過程でゴール達成のためのマインドの自由な使い方を一緒に学ぶことです
また私のポジショニングトークが始まったと思われているかもしれませんが、事実は事実だから仕方がありません。
苫米地式コーチング理論などは一般書籍でもその理論についてはいろいろ紹介されています。
そして苫米地式コーチングの認定コーチたちが動画でもかなり情報を発信をしています。
一般書籍を読んで動画を見ていけば大体の内容は理解できると思います。
そしてここからが大切になりますが苫米地式コーチング理論のキーワード、
つまり
現状の外側のゴール
エフィカシー
コンフォートゾーン
セルフトーク
セルフイメージ
未来思考
などの大切な鍵をビジネスの実践を通してトライアルアンドエラーを繰り返しながら臨場感を持って学ぶことが一番重要になるのです。
それが本物の学びの仕方でありそこで身に付いたのが本物のスキルや知識になります。
ビジネスの実践を通さずに予定調和の中で同じ仲間同士で学んだとしても大きな臨場感が湧いてこず、すぐに過去のスキルや知識になってしまいます。
それを避けていくためにも、
マインドセット
商品
ビジネスプラン
マーケティング
セールス
とビジネスの仕組みを構成する5つの大切なパーツをビジネスのコーチとピカピカに磨きあげながら本物のマインドセットの仕方を実践を通して学んでいくことです。
それが最速最短のビジネスに対する本物の学びであり
その結果ビジネスに対してしっかりと数字的根拠を持って取り組めるようになり
五年先の現時点では達成方法が見えていない現状の外側のゴールを達成していくベストな方法になることは間違いありません。
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まとめ
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本日のお話は如何だったでしょうか?
数多くのコーチがビジネスに対して数字的根拠を持っておらず甘い希望的観測に終始してしまいビジネスで継続的に稼ぐことができていません。
なぜ数字的根拠を持てないのかと言うと
苫米地式コーチング理論で言う抽象度の高いゴールや現状の外側のゴールといった比較的中長期的な大きなゴールに関心が向けられているからです。
そのためビジネスにおける
1ヵ月先
3ヶ月先
半年先
1年先
の
売上目標
ランディングページのPV数
メルマガ登録者数
体験セッション者数
などの比較的短期的な細かい数字に対して関心度合いが低くなってしまいスコトーマが作られているわけです。
ビジネスの数字的根拠がスコトーマにならないようにするためには
苫米地式コーチング理論の学びを一旦全てストップしてビジネスを学んでいくことです。
本物のビジネスの学び方はビジネスのコーチへ自己投資をしてトライアルアンドエラーの実践を通しながらビジネスの稼げる仕組みをコーチと一緒に作っていくことです。
それにより本物のマインドセットの仕方も自然と身についてくるようになります
あなたがビジネスの数字的根拠をしっかり持ち一年先のビジネスの売上目標を達成し五年先の現状の外側のゴールを達成されていくよう心から応援しています。
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