よく自己啓発書で年齢がそこそこいってるにも関わらず成果結果が出ない人を慰めるような形で
「遅いことなんて決してない」
と言う言葉を見かけます。
皆さんは「遅いことなんて決してない」と思いますか?
結論から言えばこの言葉は50%正解で50%不正解です。
何が50%正解なのでしょうか?
何が50%不正解なのでしょうか?
50%正解は遅いことなんて決してないは事実だから。
50%不正解はそれは条件付きだから。
がその理由です。
————————
50%正解
————————
なぜ遅いことなんて決してないことが事実なのでしょうか?
それは一言に尽きます。
人の成長スピードはある到達点に達すると予想を遥かに超えて一気に加速するからです。
こんな話は聞いたことないでしょうか?
1枚0.1mmの紙を
1回折ると0.2mm
2回折ると0.4mm
10回折ると102.4mm
20回折ると104,857mm
25回折ると3,355,443mm
になります。
つまり25回折ると富士山に到達するわけです。
そして42回折ると月へ到達することができます。
どこかで一気に加速するポイントが物事にはあるわけです。
このことはティッピングポイントと言われることもあります。
あるいは新製品のライフサイクルにおいで導入時期のある段階で売り上げが一気に加速し成長時期に入ることでもよく知られています。
そして他のイメージで例えるならば、
あなたの目の前に一部屋の大きさに相当する大きなパズルがあったとします。
最初はどのパズルをどの場所に当てはめていいか全く見当がつきません。
ただ一つ一つを丁寧に当てはめていくとある程度の形や色合いからどんなパズルが完成していくのか想像できるようになります。
その完成図を想像できるようになると形と色合いからパズルを当てはめて正解になる確率が一気に加速します。
そして最後のほうになればなるほど少し形と色合いを見ただけで正解できるようになり正解になる確率は更に加速するわけです。
成長する加速スピードも全く同じようなものだと思ってください。
————————
一つの問題点
————————
ただし一部屋分の大きさのパズルであればどんなパズルが完成していくのか全く想像がつきません。
ですから最初は自分なりの勘と判断で闇雲に手当たり次第パズルを当てはめて根気強くやっていくしかないわけです。
そして上手くいけば徐々に部分部分が見えてくるようになりますが、
そこまで到達するのに時間がかかってしまい途中で挫折してしまうことになる可能性が高いのです。
これはビジネスでも同じことです。
ビジネスは
マインドセット
商品
ビジネスプラン
マーケティング
セールス
から構成されますが、
マインドセットといってもどんな心の状態がお金を稼げる状況を生み出すのかよく分かりません。
商品といっても差別化が大事と言いますが具体的にどのように差別化をしていけば良いのか分かりません。
ビジネスプランといってもどれだけの売り上げ金額が適正でそのためにどれだけの体験セッション者やメルマガ登録者が必要になるのか分かりません。
マーケティングといってもどんな内容のブログをどれだけの頻度でどのメディアで発信していけば良いのかよく分かりません。
セールスといってもどのように顧客に未来思考を持ってもらいどのように現状維持から脱することを決意してもらうのかよく分かりません。
コーチングビジネスも一部屋サイズのパズルと同じように、
最初はどこから着手していけば良いのかよく分からず、
どの地点に到達すれば一気に成長スピードが加速するのか皆目見当もつかないのが現実だと思います。
それが大きな障壁となり途中で挫折する可能性も高いので、
私は冒頭で、
「遅いことなんで決してない」
は50%正解で50%不正解としているわけです。
————————
解決方法
————————
では何が解決方法となるでしょうか?
それはメンターへ自己投資してまずはパズルの完成図をイメージさせてもらうことです。
メンターは当然あなたの目指す分野で既に成功している人ですから彼が描いたパズルの完成図は持っています。
そしてそのパズルの完成図を作るための要所要所の鍵が何なのかも理解しているわけです。
あなたはそのメンターにいろいろアドバイスをもらいながら一部屋サイズのパズルの完成を目指していくことが何よりも大切になります。
最初はいろいろ説明されてもそのパズルの完成図のイメージは湧きにくいかもしれません。
ただし部分部分を一つ一つ丁寧に完成させていけばメンターの言っている完成図のイメージはより早く確実に明確な形であなたの頭の中に浮き上がるようになります。
ビジネスで例えて言うならば、
稼ぐためのマインドセットとはどんな心の状態でそれを頭だけで理解しているのではなしに身体感覚でつかめるようになります。
稼ぐための商品の差別化とはどこがどう違えば良いのか具体的に明確に分かるようになりそれに合うように情報発信も展開していけるようになります。
稼ぐためのビジネスプランとは最初に目指すべき売上金額はいくらでそのために必要な体験セッション者数やメルマガ登録者数も適正な数字で管理できるようになります。
稼ぐためのマーケティングシステムとは
どんな内容の情報をどれぐらいの頻度でどのメディアで発信していけば良いのか具体的に分かるようになります。
稼ぐためのセールスとはどのようなプロセスでクライアントに最高の未来と現状維持の世界を想像してもらい決意を促していか分かるようになります。
あなたがメンターへ自己投資していくことによって稼ぐためのビジネスの仕組みの全体像がイメージとして捉えることができるようになり、
稼げる未来への臨場感が現状の物理世界の臨場感よりも高まっていくと言うことです。
そして闇雲に行動する必要もなく途中で挫折する必要もなくそこそこの年齢に達していても成長が一気に加速することによりあなたが以前想像もしなかった次のステージへ一気に飛躍できることが可能になっていくのです。
————————
まとめ
————————
本日のお話は如何だったでしょうか?
「遅いことなんて決してない」
は50%正解で50%不正解と言うテーマでお伝えしてきました。
決して若くなくてもそれが50代であろうと60代だろうと人の成長は一気に加速するのでどんなビジネスにおいても成功することができます。
ケンタッキーの創業者カーネルサンダースは実際に65歳にして起業して成功してるわけです。
ただし一つの問題点があるとすれば闇雲に行動して要所要所のポイントが分かっていなければ、
成長スピードが一気に上がる可能性があったとしてもそこに到達せずに途中で終わってしまう可能性が高いことです。
その余計な時間のロスとエネルギーの無駄遣いを避け途中で挫折しないためには
パズルの完成図のイメージを持ちながら要所要所の罠に細心の注意を払い取り組んでいくことが非常に大切になります。
それがメンターへ自己投資をすることによって可能となっていくわけです。
その結果、
「遅いことなんで決してない」
は50%正解で50%不正解から100%正解になるわけです。
あなたがどんな年齢であろうとも稼げる未来へのイメージを持ちながら最高の居場所で活躍していけるよう心から応援しています。
この記事へのコメントはありません。