こんにちは!
小倉健一です。
今回は、
『クリエイティビティーの発揮のために大切なこと!』
というテーマでお伝えします。
クリエイティビティーとは、独自性のこと。
コーチングというレッドオーシャンの市場では、これが特に重要になります。
最終的には、代替不可能で模倣困難なコーチになることが理想。
そのために、早稲田大学商学学術院教授・井上達彦さんのこの言葉を参考にしてほしいのです。
経営戦略の本質は、「非競争の状況を10年がかりで築くこと」。
私の言葉で言い換えるなら、こうなります。
「代替不可能で模倣困難な存在となり、高単価にも関わらず、この人からぜひコーチングを受けたい、いやこの人しか自分の人生を変えられない、と思わせる力量と魅力が備わっている。その結果、これまでの実績と信頼の積み重ねにより、既存顧客のリピートと紹介でビジネスを十分に回せている状態」
これが実現すれば、非競争であるのは間違いなく、年収は数千万円レベル。それを10年がかりで生み出していきます。
プロのコーチを目指す皆さんには、ぜひこの状態を10年がかりで築いてほしい。
そのために欠かせないのが、クリエイティビティーの発揮です。
では、クリエイティビティーを開花させるために大切なことは何か?
それは、ある原則を理解すること。
「守破離の原則」です。
この原則によって、競合相手が無数にいるコーチング市場でも、必ずクリエイティビティーが発揮されるようになっていきます。
分かりやすく説明していきましょう。
「守破離の原則」とは、武道や茶道における学びの方程式。
師匠から学んだ型を、自分独自の型へ変えていく技法です。
アマチュアから真のプロフェッショナルへと変身を遂げる、究極の学びの方程式と言っていいでしょう。
寿司職人とコーチングビジネスを例に、分かりやすく説明していきます。
(1)守
「守」とは、プロになるための基本を学ぶステージ。
師匠をお手本として、プロとしての考え方、スキルの基本を習得する段階です。
寿司職人の世界には、「師匠の背中を見て技術を徹底的に盗め!」という言葉がありますよね。
例えば、
・シャリの作り方
・魚の目利きの仕方
・魚のさばき方
・寿司の握り方
・味付けの方法
こうしたことになるでしょう。
ここで、
・シャリは熱くて握れない
・血を見るのは嫌なので魚はさばけない
・自分の好きな味付けで寿司を握りたい
そう言っていては、いつまでもアマチュアのまま。自分の店は持てません。
「自分にとってやりやすいこと」
「自分にとって都合の良いこと」
を言い訳にして、「できない理由」ばかり探していては、プロとしての考え方もスキルも身につかない。
「プロとして必要なこと」を、「できる理由」を探しながら学び取る——それが必要なのは言うまでもないでしょう。
そして、師匠から盗んだ技術を師匠の前で実演し、「よし合格!」となって、ようやく独り立ちができるようになります。
これが、寿司職人で例えた「守破離」の「守」の段階。
コーチングビジネスで考えれば、「守」とは、成功するための思考と、高額商品が売れるビジネスモデルを学んでいくステージです。
成功するための思考とは、次の成功法則11箇条。
<1>ワクワクする最高のゴール設定
<2>必ずゴールを達成するとコミット
<3>お金のマインドセット
<4>成功者から引っ張り上げてもらう
<5>信じる力
<6>セルフイメージの力
<7>感謝の力
<8>逆境をチャンスに変える力
<9>決して諦めない力
<10>クリエイティビティーの発揮
<11>天から導かれる
高額商品が売れるビジネスモデルとは、こういうことです。
1万円の商品を月100人に売って月収100万円を稼ぐのではなく、
100万円の商品を月1人に売って月収100万円を稼ぐ。
このモデルを作るには、次のことを一つの流れとして仕組み化する必要があります。
・どんな商品(ポジショニング)を作るのか?
・どのように、どれだけの集客をしていくのか?
・どのようにセールスするのか?
・どのようにリピート注文を獲得していくのか?
これが、高額商品が売れるビジネスモデル。
成功するための思考と、このビジネスモデル——この2つを学ぶ基本のステージが「守」です。
この「守」を突破すれば、次のステージ「破」へとステップアップします。
(2)破
「破」とは、「守」で師匠から学んだ基本を破るステージ。
「破る」とは、学んだ基本を独自に究めていくこと。
あるいは、他の師匠から異なる型を学んでいくと考えてもらってもいいでしょう。
寿司職人であれば、師匠から盗んだ技術を徹底的に、独自に究めていく。
例えば、師匠が一人前4〜5万円の高級寿司を営んでいるなら、同じ路線を走りつつ、他のネタをどんどん加えていく——それが「破」のステージになるかもしれません。
あるいは、他の高級寿司店で修行したり、フランス料理など全く異なる分野を一度学んでみて、師匠から学んだ基本から一度離れる。それもありです。
コーチングビジネスであれば、(1)守で挙げた成功法則11箇条と、高額商品のビジネスモデルを、さらに独自に究めていく。
あるいは、異なるビジネスモデルを持つ新たな師匠から学ぶ——そう考えてもいいでしょう。
いずれにせよ、「破」とは、「守」で師匠から学んだ基本を一度破るステージです。
ただし、ここで一つ、注意が必要。
それは、「守」のステージで、最初の師匠から「よし合格!」と言われるまで学び切ること。
最初の師匠と心中する覚悟で、プロとしての基本を骨の髄まで学び切る——それなくして、「破」の段階が訪れることはありません。
高級寿司店で修行しても、師匠からお墨付きをもらえず、結果も出せないまま途中で嫌になって辞めてしまった。
そんな人が師匠の型を究めるのは不可能ですし、新たにフランス料理を学んだとしても、そこから独自性が生まれるとは考えられません。
コーチングビジネスも同じ。
「守」で学んだ師匠から「よし合格!」とお墨付きをもらえるまで、学び切ることがとても重要になります。
それなくして新たな師匠から学ぶのは、単なるノウハウコレクター。
ノウハウコレクターでは、熱狂的なファンを生み出しお金を稼ぐことはできません。
それどころか、懐を痛めてコーチングスクールへお金を支払い、スキルを学び続けるコーチになってしまう。
コーチング業界には特に多いので、細心の注意を払ってください。
では、最後のステージ「離」を説明していきましょう。
(3)離
「離」とは、まさしく離れること。ビジネスで目指す最終ステージです。
「守」で学んだ型を、「破」のステージで徹底的に究め、進化させ、独自のものを創り上げていく。
あるいは、「破」のステージで他の師匠から学んだ型を組み合わせ、独自性を出していく。
そうして独自のものを創り上げていくのが、「離」のステージです。
いずれにせよ、その人のオリジナリティーと言えるもの。ブランドを構築する段階と考えてください。
例えば寿司職人であれば、「守」の師匠から盗んだことを徹底的に究める過程(「破」)で、自分ならではの強みを見つけ、新たなコンセプトの高級寿司店を成功させるかもしれません。
あるいは、高級寿司とフランス料理を掛け合わせ(「破」)、今までにない斬新な寿司が誕生する可能性だってある。
コーチングビジネスであれば、「守」の師匠から学んだビジネスモデルを究め尽くし(「破」)、それを進化させて新たなビジネスモデルを構築していくことになるかもしれません。
あるいは、「守」の師匠から学んだものに、他の師匠から学んだもの(「破」)を組み合わせることで、マーケットの競合相手とは大きく差別化された商品が生まれるかもしれない。
いずれにせよ、その人のブランドを構築するステージ——それが、ビジネスで目指す最終ステージです。
寿司職人であろうとコーチングであろうと、代替不可能で模倣困難な存在になること。それがプロとして目指すべきゴールであり、「離」のステージになります。
以上、「守破離の原則」を説明しましたが、この原則を実践することが、クリエイティビティーを発揮するためにとても大切です。
世の中の大半のものは、この原則に基づいて独自性が発揮されている、と考えてください。
身近な例で言えば、トヨタの生産方式カンバンシステムも、セブンイレブンも、ニトリもそう。
最初に型があって、その型が独自に究められ新たなものが作られていく。あるいは他の型が組み合わさり、斬新なものが創造されていく。
それが「守破離の原則」であり、クリエイティビティーの根底にあるもの。
つまり、無から有は生み出されない、ということです。
この大切なポイントを見逃してしまうと、「守破離」の「守」をすっ飛ばし、独自のブランドを構築しようといきなり「離」のステージへジャンプしてしまう。
「守」でプロとしての基本を骨の髄まで学び切らなければ、次の「破」でその基本を破ることもできません。その先の「離」に到達するのは、到底不可能です。
プロとしての基本を知らない人が、それを徹底的に学ばずにいきなりプロとして活躍することはありません。
そんな人に、クリエイティビティーが発揮できるわけがないのです。
だからこそ、「守破離」の順番をしっかり守り、それを着実に実行してほしい。
そうすればクリエイティビティーが大きく開花し、10年がかりで、次のような非競争の状態を生み出せるはずです。
「代替不可能で模倣困難な存在となり、高単価にも関わらず、この人からぜひコーチングを受けたい、いやこの人しか自分の人生を変えられない、と思わせる力量と魅力が備わっている。その結果、これまでの実績と信頼の積み重ねにより、既存顧客のリピートと紹介でビジネスを十分に回せている状態」
ここまでくれば、年収数千万円レベルのプロのコーチになっているのは間違いないでしょう。
ぜひ「守破離の原則」を活用し、クリエイティビティーを発揮させて、この非競争の状態を生み出してください。
そして、あなたのクライアントから「あなたのコーチングを受けて人生が変わった!」と言われるようになってほしいと願います。
以上が今回のメッセージとなります。




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