マインドセット

invent on the wayで大切なマインド




今回は、

『invent on the wayで大切なマインド』

という内容でお伝えします。

invent on the wayとは、

やりながら方法を見つけるということだが、

invent on the wayで大切なマインドとは何でしょうか?

それは崖っぷちの状態で本気で生き残ろとうする気持ち。

先の見通しは立っていないが、

行き当たりばったりでも何でも良いので、

後ろを振り向くことなく、

前へ一歩一歩前進する積極的な心と言って良いでしょう。

行き当たりばったりとは聞こえが悪いが、

その偶然の産物が世の中に偉大な業績を残していると

言っても過言ではありません。

もっと分かり易いように、

具体例を挙げて説明していきましょう。

例えば、百円ショップのダイソー。

ダイソーの創業者が百円均一で物を売り始めたのは、

全て百円で計算した方が手間が省けて効率的だったから。

お客さんの対応で商品毎に価格を設定すると手が回らず、

全て百円で計算した方が圧倒的に楽だったからです。

その結果、

百円均一のダイソーが生まれ、

今では百円ショップの存在が当たり前になっている。

百円均一のダイソーは戦略的に意図的に生み出されたわけではなく、

百円均一の商売は銀行やコンサルティングからは

そんな商売上手くいかないと反対されていたようです。

それはそうですよね。

商売をやるには仕入れ代、人件費、或いはお店を借りる費用など

様々なコストが必要になります。

それをあらゆる商品を百円均一で売ってしまえば、

利益は出ないと考えるのは当たり前かもしれない。

それでも、

全ての商品を百円均一で販売し続けたのは、

最初は偶然から始まり、その偶然を大切にして育て上げたと

言わざるを得ません。

決して優秀な頭脳で考えて意図的に生み出されたものではない

ということ。

更に言えば、

その偉大な偶然の産物が生まれたのは、

ダイソーの創業者が借金で首が回らず夜逃げすることになったり、

せっかく商売が上手く軌道に乗り始めても

火事により店や車が焼けた逆境の中にあっても、

最終的には自分の人生に不貞腐れることはなかったこと。

なんて運が悪い男なんだと思いつつも、

崖っぷちの状態で、本気で生き残ろうとしたからになるでしょう。

そのマインドがinvent on the wayでは必要になります。

これが一つ目の例ですが、

更に他の例を挙げるとすれば、

ドンキホーテが挙げられるでしょう。

ドンキホーテの一見無造作に商品を店舗に散りばめ、

また段ボールを高々と積み上げた超圧縮陳列は、

綺麗に整理整頓して、分かりやすく、見やすく陳列する時間が

なかったことにより生まれたもの。

創業当初、社長自ら一人で陳列作業を行なっていたため、

お客様に分かり易いように商品を整理整頓して

店舗に並べて売ることができなかったことにより、

生まれたものと言って良いでしょう。

これも戦略的に意図して生まれたものではないわけです。

明らかに偶然の産物であり、

たまたま偶然整理整頓されていない超圧縮陳列により、

宝物探しのようでワクワクする気持ちをお客様の心に生み出し、

ドンキホーテの今日があるということ。

そして、

この段ボールを高々と積み上げた超圧縮陳列が生まれた背景には、

創業して3ヶ月目には倒産の危機に見舞われ、

にっちもさっちもいかない苦境があったようです。

その中でもできることは全てやろうという前向きな気持ちにより、

お客様の気持ちをワクワクさせる超圧縮陳列が生み出され、

今日2兆円にも迫る売り上げを叩き出すドンキホーテが生まれています。

結局、

ダイソーと同じように崖っぷちの状態でも何とか生き残ろうとする

前向きな気持ちにより、

超圧縮陳列という偉大な偶然の産物が生まれ、

圧倒的な競争優位性を生み出されたことになります。

これがinvent on the wayの2つ目の例になりますが、

戦略的に意図的に成し遂げられたというよりも、

行き当たりばったり感がとても強いですよね。

私はinvent on the wayの本質とは、

この行き当たりばったり感であり、

崖っぷちの中でも自分の人生に不貞腐れることなく

行き当たりばったりする力こそが、

偉大な偶然の産物を生み出し、

世の中に変革をもたらしていると考えている。

この行き当たりばったりする力こそが、

invent on the wayで最も大切な力になるかもしれません。

invent on the wayの本質について説明しましたが、

皆さんは崖っぷちの状態でも自分の人生に不貞腐れることなく

行き当たりばったりしていますか?

なんて運が悪いんだと思いつつも後ろを振り返ることなく、

少しでも前を向いて前進しているだろうか?

もしそうであれば、あなたは今まさに偉大な偶然の産物を生み出している

プロセスにいるかもしれない。

ダイソーやドンキホーテの創業者が経験した同じ道を

辿っているのかもしれないということ。

ぜひそのことを理解して、

いくら崖っぷちの中にいて、運が悪いと思ったとしても、

後ろを振り向くことなく前を向いて挑戦し続けて下さい!

それがinvent on the wayで一番大切なことであり、

その気持ちが世の中に変革をもたらす大きな力になるのは間違いないでしょう。

以上が今回のメッセージとなります。




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