オグケン便り

今回は、

『コーチングスクールの新たな大罪』

と言う内容でお伝えします。

私はコーチングスクールのマーケティングに対しては
手厳しく批判を繰り広げていますが、

その理由の一つとして、

マーケティングなどの広告宣伝の影響で、

認知科学式コーチング理論という
素晴らしい知識は頭に入っているが、

その素晴らしい知識を全く使いこなせていない、

或いは、

使いこなせていないどころか
逆走しているコーチを多数見かけるからです。

それが、

私がコーチングスクールのマーケティングを
手厳しく批判している理由になる。

コーチングスクールの広告宣伝によく使われるのは、

「夢は自動的に叶う！」
「努力や忍耐は不要！」

などの典型的な情報弱者を意識したフレーズだが、

情報弱者がこの言葉を見れば、

「一生懸命頑張ってはいけない！」

と安直な思考に陥り、

自分を甘やかし楽な選択をしてしまうことになる
可能性がかなり高い。

例えば、高額な資格を取得している大多数のコーチは、

コーチングビジネスで成功したいと考えているでしょう。

そんな素晴らしいゴールを持つコーチでも、

「夢は自動的に叶う！」
「努力や忍耐は不要！」

と言う言葉にハマれば、

コーチングビジネスの成功に必要な行動も鈍る。

そして、

苦しいことや嫌なことに遭遇すれば、

そこから逃げてしまう行動を取ることになる。

私はたくさんのビジネスに中途半端に取り組んでしまい、

成果が出せないコーチを見てきましたが、

共通しているのはフワフワマインド。

お花畑にいるようなやわなマインドセットで、

コーチングビジネスで成功できると錯覚している。

私はかつてのコーチングスクールの仲間に、

「そこまで本気になって取り組まなくて良い」

と言われたことがあるが、

そのコーチはすでにマーケットでは存在感が
全くない状態に。

そのコーチは地方で家一軒買えるくらいのお金を
コーチングスクールへ費やしていたが、

どこか感覚が大きくズレてしまい、

いつまでたってもお花畑のフワフワマインドから抜け出せない。

コーチングビジネスとはビジネスであり独立起業。

なので、

人生を賭けて取り組むべきものだと私は考えている。

最初は会社員をしながら副業で始めるのが正解。

しかし、

最終的には独立して成功しようと言う心構えがなければ、

取り組まない方が良いと言うのが私の基本的な考えです。

クライアントの立場からすれば、

「副業で医者をやってます」

と言っている医者から診断を受けたくないですよね。

それと同じように、

本業で生計を立てているコーチから
コーチングを受けたいのがクライアントの気持ちになる。

だから、

最終的にはコーチングを本業として成功しようとするのが
正しい心構えだと思うし、

私はそのためにコーチング商品を提供していると言うこと。

少し話が脱線しましたが、

皆さんはコーチングスクールの広告宣伝を真に受けて、

お花畑のフワフワマインドになっていないでしょうか？

コンフォートゾーンの外側とは居心地の悪い空間であり、

居心地の悪い空間を居心地の良い空間に変えない限り、

コーチングビジネスの成功が手に入ることはありません。

最初は苦しくてきつかったが、

それが嘘と思えるくらい今は楽勝でできるようになり、

今はそれをこなすことがとても楽しい、

そしてまた新たなチャレンジをしてみたい。

そこまで言えるようになって初めて、

コンフォートゾーンが大きく広がったということ。

そして、

コーチングビジネスの成功が手に入る。

このことは認知科学式コーチング理論を
正確に理解していれば充分ご納得いただけると思う。

コーチングスクールのマーケティングは
このコーチング理論から逸脱し、

情報弱者を集客することが目的になっている。

その情報弱者がコーチング資格を取得することで、

情報弱者から抜け出すことができれば問題ない。

しかし、

コーチング資格取得後も、

お花畑のフワフワマインドが続いてしまい、

何かピントがズレた世間から相手にされない
コーチが多数いることが大きな問題だと言っている。

だから、

私はコーチングスクールを遠慮なく批判しているわけです。

もし皆さんがフワフワマインドになっている感じていれば、

ビジネス成功するマインドセットとはどのようなものか、

一度考えてみて下さい。

以上が今回のメッセージとなります。