皆さんこんにちは!
小倉です。
今回は、
「コーチング業界の常識は世間の非常識」
の内容でお伝えします。
私はコーチング業界の常識で
1つどうしても理解できないことがあります。
それは、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
ということです。
皆さんはなぜ、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
と思いますか?
コーチングとは、
「クライアントのゴールを達成する」
ことです。
「クライアントの価値観を変えない」
ことが必ずゴール達成につながれば、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
は正解になります。
なぜなら、
ゴールが達成できるからです。
しかし、
「クライアントの価値観を変えなければ
ゴールを達成できない」
場合は、
どうしたら良いのでしょうか?
答えは、
「クライアントの価値観を変えるべき」
になります。
なぜなら、
コーチングとは、
「クライアントのゴールを達成する」
ことであり、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
がゴールではないからです。
これはとても筋の通る話です。
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
この言葉は世の中のすべての正解が
クライアントの頭の中にあって初めて
成り立つ話しです。
でも通常考えれば
そんなことがあるわけがありません。
人は自分の価値観や考え方を
変えていくから成長していくものです。
逆に言えば、
価値観や考え方を変えなければ
人の成長はないということです。
例えば、
年収は高いが時間の自由がない
個人事業主は結構いますね。
自分が全てをやらなければいけない
システムになっているので、
年収は高いが時間の豊かさを
得ることができていません。
でも、
人生の本当の豊かさとは、
・お金の自由
・時間の自由
・パートナーや仲間(家族)との良好な関係
・健康
の4つがあって成り立つものです。
ということは、
この個人事業主が本当の豊かさを得るためには
自分が全てをやらなければいけないシステムを
変えていく必要があります。
自分が全てをやらなければいけない考え方を
善としているのであれば、
その考え方を悪として価値観を変えていくから
本当の豊かさを手に入れることができるわけです。
つまり、
価値観の総入れ替えで
次のステージに立つことができます。
これは誰もが理解できる話しだと思います。
ではなぜ、
コーチング業界では、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
が主流になっているのでしょうか?
それは、
コーチングスクールがビジネスを
円滑に進めるためです。
コーチングスクールが
ビジネスを円滑に進めるために、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
をコーチング業界の常識にしているからです。
ビジネスを円滑するために
何が1番大切でしょうか?
それは、差別化です。
差別化できなければ
ビジネスは成り立ちません。
なぜなら、
競合相手との参入障壁がなくなり
誰でも簡単に真似できる
ビジネスになるからです。
それでは、
利益を確保することができません。
だから、
ビジネスで1番大切なのは差別化です。
ではコーチング業界は
何と差別化を図っているのでしょうか?
それは、
ティーチングとコンサルティングです。
ティーチングとは教えることです。
コンサルティングとは相談に乗って
新しい提案をしていくことです。
つまり、
両者の共通点は、
クライアントに新たな気づきを与えることです。
コーチング業界がコーチングを
世の中に普及させるためには、
ティーチングとコンサルティングとの
差別化を図る必要あります。
そのために、
「クライアントの価値観は変えてはいけない」
がマーケティングで利用されているのです。
コーチングスクールは
このマーケティングで
ビジネスをやれば良いと思います。
なぜなら、
彼らのお仕事はクライアントのゴールを
達成することではなくて、
コーチングスキルを教えることだからです。
コーチングスキルとティーチングと
コンサルティングの違いを訴えることが
彼らのビジネスにはとても必要になります。
それが差別化につながるからです。
しかし、
コーチがコーチングスクールと同じ
ビジネスをやってはいけません。
なぜなら、
コーチングスキルを教えるのは
どんどん希少価値がなくなっているからです。
それが希少価値の高いものとして
売れる仕組みを持っているのは
コーチングスクール、
或いは、
5年前10年前に認定や資格を取って
誰よりも早くビジネスをやり始め
見込み顧客をたくさん抱えている
先輩のコーチだけでしょう。
コーチングビジネスの初心者が
最先端のスキルや知識を学んだ高揚感で
そんなマーケットに踏み込んではいけません。
ではどうすれば良いでしょうか?
それは、
「クライアントのゴールを達成するには
クライアントの価値観を変えても良い」
と価値観を変えて、
コーチングスキルを教えるのではなくて
クライアントの欲しい未来を実現する商品
作りをしていくことです。
例えば、
あなたのクライアントが
コーチングビジネスで成功したいのであれば、
その実現のためには、
・お金のメンタルブロックを外す
マインドセット
・クライアントの未来を実現する商品作り
・逆算思考のビジネスプラン
・ 理想のクライアントを目の前に連れてくる
自動化されたマーケティング
・売り込みのないセールス
全てのスキルを教えていく必要があります。
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
と誇らしげに言っている場合ではありません。
クライアントの頭の中に正解がなければ
それを全て教えていく、
或いは、
クライアントの考え方が間違っていれば
それを上書きしていく、
つまり、
ティーチングやコンサルティングは
当たり前に必要になります。
私のコーチングは稼げないコーチを
稼げるようにすることです。
稼げないコーチは
たくさんの間違った考え方をしています。
たくさんの間違った考え方を
しているから今稼げていないのです。
それを修正して、
クライアントがコーチングビジネスで
稼げるようにするのが私の仕事です。
コーチが
「ゴール達成のお手伝い」
のキャッチフレーズで、
コーチングスキルを教えて稼げる時代は
5年前、10年前の話しです。
今はそんな時代ではありません。
ですから、
あなたがクライアントのゴールを
実現していくためには、
コーチング、ティーチング、コンサルティング
全てを活用していくことです。
今後のコーチには
それしか残された道はありません。
コーチングスクールは
コーチングを世間で普及させるために、
「クライアントの価値観を変えてはいけない」
を今後もマーケティングで多用するでしょう。
しかし、
コーチがそのマーケティングの乗せられて
同じことをやってはいけないということです。
「コーチング業界の常識は世間の非常識」
であることを理解して、
あなたがコーチングやティーチング、
コンサルティングを全て活用して、
コーチングビジネスで成功されることを
心から応援しています。
一緒に頑張っていきましょう!
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