オグケン便り

want toは認知科学式コーチング理論で
とても大切なキーワードです。

ゴールがwant toだからこそ
ゴール達成へ向けて、

勇気を持ってチャレンジできるのは
間違いありません。

しかし、一方で

このwant toがコーチングビジネスの成功を
妨げています。

コーチングスクールで認定や資格を取得した
たくさんのコーチは、

コーチングビジネスで成功して、

コーチ自身も豊かになり
クライアントも豊かにしていきたいと
真剣に考えているでしょう。

それは、大変素晴らしいwant toのゴールです。

しかし、
そのwant toのゴールをwant toのやり方で
達成しようとしているのは大きな誤りです。

ゴールがwant toであっても
want toのやり方で達成はできません。

なぜなら、

コーチングビジネスの成功は
一般労働者の現状のはるか外側にあるからです。

現状の外側にあるということは
達成方法が見えないことになります。

つまり、

頭の中にそもそも正解がない
ということです。

頭の中に正解がないのに
正解を見つけることはできません。

そのことに気づいている
コーチはどれだけいるでしょうか？

達成方法が見えない中で
want toのやり方でやるということは、

素人の当たらない勘で
成功しようとしているのと同じことです。

宝くじで大金を当てにいくのと同じようなものです。

行動力が抜群で非凡な才能を持っている
コーチであれば、

そのwant toのやり方で
何度も何度も失敗を繰り返せば
そのうち達成方法が見つかるかもしれません。

しかし、

もしあなたが凡人であれば、

それだけ忍耐強く頑張り続けることはできないでしょう。

そして、

半年から1年で成果が出なければ
コーチングビジネスの成功を諦めるでしょう。

もしコーチングビジネスの成功が、

現状の外側ではなくて
現状の内側にあれば、

want toのやり方で正解です。

なぜなら

現状の内側にあるので
ゴールの達成方法が見えているからです。

見えているということは
正しい方法が頭の中にある
ということです。

その正しい方法の中から
want toのやり方を選択すれば
ゴールが達成されていきます。

しかし、

コーチングビジネスの成功は
現状のはるか外側にあります。

現状の外側のゴール達成方法は
達成した経験がなければ見えてきません。

つまり正しい方法は
もともと頭の中にはないわけです。

私はそのことを皆さんに
気づいてもらうために、本書を書き上げました。

では、

現状の外側のゴールである
コーチングビジネスの成功を実現するには
どうすれば良いでしょうか？

それは、

現状の外側にいるメンターへ投資して
現状の外側から導いてもらうことです。

現状の外側から導いてもらうとは
メンターから正しい選択肢を与えてもらうことです。

正しい選択を与えてもらうことが
現状の外側から導いてもらうことになります。

それが、

コーチングビジネスの正しい稼ぎ方を
理解するスタートラインです。

コーチングスキルを学んだコーチは、

「身体の具合が悪ければお医者に
　診てもらうのに、

　心に病があればなぜコーチに
　診てもらわないのか？」

とよく言いますね。

それは正しい考え方です。

なぜなら、

マインドの仕組みを理解して
心の病を乗り終えた経験がなければ、

心の病に対処することは
現状の外側となり、対処できないからです。

ですから、

マインドの仕組みを理解して
心の病を乗り終えた経験のあるコーチに
診てもらうのが正しい選択です。

マインドの仕組みを理解せず
心の病を乗り終えた経験のない素人が
Want toのやり方でやっても、

素人の当たらない勘で終わり
心の病が解決することはないでしょう。

これと同じように、

「心に病があればコーチに
　診てもらえと言っているコーチが、

　なぜコーチングビジネスに問題があっても
　メンターに診てもらわないのか？」

も成り立つ話しです。

なぜなら、

コーチングビジネスの成功は
コーチングビジネス初心者のコーチにとって
現状のはるか外側にあるからです。

現状の外側にあるということは

会社員の延長では成功できないということです。

・マインドセット
・商品
・ビジネスプラン
・マーケティング
・セールス

この5つのスキルをピカピカに磨き上げて
売れる仕組みを作っていく必要があります。

つまり、

会社の仕事で成果を上げるよりも
難易度が数ランク高くなります。

難易度が数ランク高くなり、

しかも、

今まで経験のないスキルを
マスターしていく必要があります。

コーチングスクールで認定や資格を
取得したばかりのコーチは、

専門学校を卒業したばかりの
美容師の卵と同じです。

美容師の卵が自分の店を持つためには、

経営に必要な、

・プロのカットの基本技術
・集客する方法
・接客の仕方
・リピート顧客の獲得の仕方
・新規出店の仕方

などを、

自分のお店を持っている
プロの美容師から学ばなければなりません。

そうでなければ
お店は持てず、成功することはできません。

美容師の卵がwant toのやり方で
いきなり自分の店を持とうとするのは
リスクが高すぎるのは誰でも分かると思います。

しかし、

コーチングビジネスの話しになった途端
リスクが高すぎることを理解しないまま、

コーチングビジネスを始めるコーチが
あまりにもたくさんいます。

コーチングビジネスは
パソコンやスマホがあれば
すぐに情報発信できるので、

すぐに集客できるようになり
クライアントを獲得できると
大きく勘違いしています。

それだけ取り組みやすいということは
新規参入者も多いということです。

つまり、

競争もかなり激しくなっています。

その中から頭一つ二つも抜け出さなければ、
成功を手にれることはできません。

美容院もどこの地域へ行っても
どこの場所へ行っても、

困らない程度に見つけることはできますよね。

常に競争がある中で、

新たなお店を作り成功するためには、

少なくともプロの美容師から
正しい稼ぎ方を学ぶことが必要です。

プロから学ぶことは
ビジネスのスタートラインに立ったに過ぎないと
理解できると思います。

同じように、

コーチングビジネスも稼いでいる
メンターから学ぶことがとても大切です。

他の業界で例えればすぐに気づくことも
コーチングビジネスの話しなった途端
スコトーマが生まれ、その大切さに気づきません。

特に認知科学式コーチング理論は
Want toが大切なキーワードになるので、

Want toのやり方が先走り、

間違った方法で成果が出ないまま
コーチングビジネスを続けてしまう
コーチがたくさんいます。

その結果、

コーチングビジネスの成功を途中で諦め
フェードアウトしてしまいます。

そうならないように、

コーチングビジネスの成功は
現状のはるか外側にあり、

あなたの頭の中には正解がないことを
理解してください。

そして、

メンターへ投資して、

成功者思考のマインドセットと
売れる仕組みを手に入れてください。

それがコーチングビジネスで成功する
本当のスタートラインです。