コーチングビジネス

認知科学式コーチングスキルを売ってはいけない




皆さんこんにちは!
小倉です。

今回は、

「認知科学式コーチングスキルを
 売ってはいけない」

の内容でお伝えします。

私はたくさんの稼いでるコーチと
稼いでいないコーチを見てきました。

このコーチが稼げるようになるか?
或いは、稼げるようにならないか?

皆さんはそれを見極める上で一番大切な
ポイントは何だと思いますか?

それは、

コーチングスキルを売ろうとしているか
していないかです。

稼げていないコーチは
コーチングスキルの素晴らしさを伝え
コーチングスキルを売ろうとします。

例えば、

「抽象度の高いゴールの素晴らしさ」
「エフィカシーが大切な理由」
「スコトーマを外す方法」
「コンフォートゾーンの広げ方」

などコーチングスキルを重視して
そのノウハウを繰り返し伝えます。

そして、

この最先端のコーチング理論を学べば
マインドを自由に使えるようになり、

自分の無限の可能性に気づき
自由で豊かに幸せになると締めくくります。

所謂ライフコーチングと言うものです。

私は前回のブログでも伝えましたが、

こんなことを繰り返しているのは
労働者思考の稼げない頭のコーチです。

ビジネスは需要と供給の関係が全てです。

需要が増えて供給が少ないのが
ビジネスで稼ぐ絶好の機会ですね。

それとは反対に、

供給が増えて需要が少ない
或いは需要が一定なのが、

ビジネスでは稼げないことになります。

労働者思考の稼げない頭のコーチは
需要と供給の関係を正確に読み取る
ことができません。

最先端の認知科学式コーチング理論を学んで
ライフコーチングをしようとするコーチは
本当に腐るほどいます。

SNSでも、

「ゴール実現コーチング」
「夢実現コーチング」

なんて山ほどたくさん見かけますね。

だからと言って、

需要が増えればまだビジネスで
稼げるチャンスはあります。

しかし、

需要が増えていない或いは一定なのに
供給過多のライフコーチングをやっても
稼げないのは当たり前です。

そんなことを無視して、

コーチング理論の素晴らしさに酔いしれて、

その素晴らしさを伝えるのが自分の役割だ
思い込んでしまい、

労働者思考の稼げない頭になっている
コーチがあまりにも多すぎます。

私は今回それを明確に伝えるために、

「認知科学式コーチングスキルを
 売ってはいけない」

というテーマにしました。

特にビジネス初心者のコーチは、

ビジネスで稼ぐことが目的ではなく
ビジネスで頑張ることが目的になり、

需要と供給の関係を無視して
自己中自己満でビジネスを
やった気分になりやすいです。

そうなる理由は、

ビジネスで大切なマーケット全体を
見渡す力がないからです。

例えば、

あなたが飲料業界のマーケティングを
やるとして、

どんなライバルの飲み物があって
どんな年齢層の人に
どんなラインアップが売れているか?

などを熟知していない限り
稼げる飲料は作れませんよね。

あなたが好きな飲料を思いついて
売ろうとすることは簡単です。

その美味しさも臨場感を持って
伝えることはできるでしょう。

でも、

それだけではビジネスで売れる商品に
ならないのは誰にでも容易に想像できます。

なぜなら、

そこにはマーケット全体を見渡す視点
が全くないからです。

マーケット全体を見渡す視点がなければ
その商品の競争力は生まれません。

飲料業界で例えればそれは容易に
想像できると思います。

しかし、

コーチングとなるとマーケット全体を
見渡す視点がスコトーマになってしまう
コーチが本当にたくさんいます。

そうなってしまう理由の1つに、

コーチングスクールへ高額費用を払って
自分だけが特別な知識を身に付けている
と考えているかもしれませんね。

コーチングスクールで学ぶスキルが
この世の中で2~3人ぐらいしか
身につけていないスキルであれば、

需要と供給の関係から考えれば
充分ビジネスとして成り立つでしょう。

でも認知科学式コーチング理論も
コーチングスクールが教え始め
10年ぐらいは経過しているでしょう。

その10年間でどれだけの認定や
資格取得者を輩出しているのか考えれば、

単にコーチングスキルを伝え
ライフコーチングをやるのは、

ビジネス初心者のコーチにとって
どれだけ不利な戦いになるのか
容易に想像できるはずです。

でもそんなことも考えずに、

単にコーチングの素晴らしさを
伝えていきたいと考えている
コーチが大半でしょう。

コーチングスキルの素晴らしさを
伝えるのは、

社会貢献であり個人の趣味であれば
それはそれで結構です。

でも、

ビジネスの成功をゴールとしていれば
あまりにもお粗末で貧乏コーチ一直線の
考え方になります。

そうならないように、

ビジネス初心者のコーチは
コーチング業界のマーケット全体を見渡して
より専門的なポジションに立つことが必要です。

クライアントへコーチングスキルの
素晴らしさを教えるのではなくて、

より専門的なポジションに立って
クライアントのゴール実現を約束する
ことが大切です。

クライアントの具体的な悩みや
問題点を解決し、

クライアントがあなたの
コーチングセッションを受けた後、

具体的にどう変わるのか約束することが
稼げるコーチング商品作りの出発点です。

あなたにコーチング業界の
マーケット全体を見渡す力がなければ、

懐を痛めてメンターへ投資して、

より稼げるポジショニングを一緒に
作ってもらい、

いち早くマーケットで勝てるポジショニングを
陣取ることが大切です。

「コーチング理論の素晴らしさを伝える
 =ビジネスの成功」

と勘違いしてはいけません。

マーケット全体を見る力を養って、

稼げるポジショニングを作り
クライアントの未来を約束する
ことが大切です。

それがコーチングビジネス初心者の
稼げる商品作りの基本です。

それが実現すれば、

あなたはコーチングビジネスで
必ず成功できるようになり、

クライアントのゴール実現に大きく
貢献できるようになるでしょう。

あなたがコーチング初心者でも
勝てる方法があることを理解して、

マーケット全体を見渡し稼げる商品作りが
できるよう心から応援しています。




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