オグケン便り

皆さんこんにちは！
小倉です。

今回は、

「たくさんのゴールを持ってはいけない」

の内容でお伝えします。

どの自己啓発書でも
ゴールをたくさん持てば持つほど良いと
書かれていますね。

やがて、そのゴールが無意識に刻まれ
脳がいろいろな情報を勝手に集め出し
忘れた頃にゴールが実現している。

そんなことが
どの自己啓発書にも
書かれていると思います。

ですから、

「たくさんのゴールを持ってはいけない」

と書けば、私は天邪鬼と
思われるかもしれませんね。

ただし、
誤解して欲しくないのは

私は自己啓発書に書かれている内容は
全く正しいと思っていることです。

自己啓発書に書かれている内容を
否定するつもりは全くありません。

私が言いたいのは
ビジネスのゼロイチでは
それではいけないと言うことです。

ビジネスのゼロイチでは
代償の法則が必要になります。

他のゴールは一旦脇に置いといて
ビジネスの立ち上げに集中しなければ
ビジネスは立ち上がりません。

当然、自分の健康や家族への配慮は必要ですが、

自分の持てる限りのリソースを全て
ビジネスに投入していかなければ
ビジネスは立ち上がらないのです。

認知科学式コーチングを学んでいる方は
バランスホイールを大切し、各分野で
たくさんのゴールを持っていると思います。

バランスホイールは確かに
大切な考え方です。

私も中長期的な視点で
思う存分活用しています。

ただし、

コーチが稼げていない状況で、

バランスホイールを重視し
各分野のたくさんのゴールを
達成しようとするのは間違いです。

ビジネスのゼロイチでは、

代償の法則を意識して
個人の趣味や娯楽は一旦脇に置いといて
ビジネスに集中することが必要です。

なぜなら、

マーケットでは常に
競合相手がいるからです。

コーチの競争相手は
同じ協会のコーチだけでなく
他の協会のコーチも含まれます。

競合相手より

たくさん知ってもらい
たくさん信頼関係を作なければ

コーチとして
稼いでいくことはできません。

ビジネスを立ち上げ
稼げるようになってから
たくさんのゴールを目指せば良いわけです。

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なぜこのテーマなのか
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私はなぜ
今回このテーマを選んだのでしょうか？

それは、

知り合いのコーチの中に、

たくさんのゴールを目指しながら
尚且つ、複数のコーチング事業を
やろうとしている人がいるからです。

恐らく、彼はバランスホイールで
各分野にたくさんのゴールを
持っているからでしょう。

結局、彼は1年コーチングビジネスを
やっていても、成功の兆しはなく
情報発信も途切れ途切れになっています。

ビジネスの仕組みさえも
作っておらず、ビジネスに対して
スコトーマだらけになっています。

たくさんゴールを持っても
達成しなければ意味がありません。

達成するためには
何がベストの手段なのか
考えることが大切です。

私が常に意識しているのは
ボーリングでセンターピンを
倒すことです。

センターピンを倒せば
最後尾の左右両端のピンも
倒すことができます。

でも、

最後尾の左右両端のピンを狙っても
センターピンを倒すことはできません。

ビジネスを立ち上げることは
センターピンです。

個人の趣味や娯楽は
最後尾の左右両端のピンです。

センターピンを倒せば
最後尾の左右両端のピンは
倒れていくのです。

それなのに、

限られたリソースを分散して
全てのピンにピンの数だけボールを投げ
非効率的な戦い方をしているのが彼です。

これでは競争相手に
勝てるわけがありません。

なぜなら、

競争相手は全てのリソースを
ビジネスの立ち上げに
投入しているからです。

コーチングビジネスは
他のビジネスと比較して
難易度は高くありません。

ですから、

誰でも正しいやり方で
導かれれば必ず稼げるようになります。

でも、

リソースを分散させて稼げるほど
甘くはありません。

彼はそんな初歩的なことさえ理解せず
最先端のコーチング理論を学んだ自負心で
スコトーマが大きくなっています。

コーチング理論は
スコトーマを小さくするためにありますが、

彼はコーチング理論を盲信してしまって
スコトーマを大きくしています。

私には自分で考える力を
失っているようにしか見えません。

たくさんのゴールを目指していくことは
素晴らしいことです。

それだけ人生にやりがいも生まれるし
人生が楽しいものになっていきます。

でも、状況判断が大切です。

適切な状況判断をして
それぞれの状況のセンターピンを
探すことが大切です。

つまり、

最小限の力で、最大限の
パフォーマンスを発揮するには
何が大切なのか考えることが必要です。

その力がやがて
バランスホイールの各分野のゴールを
次々と達成させる力に変わっていくのです。

あなたがセンターピンを意識しながら
ビジネスのゴールだけでなく
他の分野のゴールも達成されることを
心から応援しています。