その他

メンターとは最後の決め手




今回は、

『メンターとは最後の決め手』

と言う内容でお伝えします。

メンターの役割とは、

クライアントの思考を労働者のそれから

成功者のものへ上書きしていくこと。

そして、

高額商品の売れる仕組みに必要な、

マインドセット

商品(ポジショニング)

ビジネスプラン

マーケティング

セールス

の5つのスキルを教えながら、

ビジネスの実践を通して、

クライアントへ数字で成果を出してもらうこと。

このことは繰り返しお伝えしている通りであり、

これがメンターの役割になるのは間違いありません。

それと同時に今回もう一つお伝えしたいのが、

メンターとは最後の砦(とりで)であり、

最後の決め手になる存在だと言うことです。

メンターとはそれだけ重要な存在であり、

メンターの実力により、クライアントの成功が決まるといっても

過言ではありません。

そのことについて

今回もっと分かり易く説明していきましょう。

皆さんはキングダムという漫画の名前を聞いたことがあるでしょうか?

私は大ファンであり、実写映画を見たり、

Amazonプライムにてアニメを繰り返し見ていたりするが、

電子版を含めた累計発行部数は1億部を突破しているメガヒット作品。

このキングダム著者は原泰久さんですが、

『週刊ヤングジャンプ』にて2006年から連載開始されましたが、

最初からヒットしていた作品ではありません。

連載当初は苦戦を強いられ、『週刊ヤングジャンプ』

のアンケート順位も低迷を続け、

コミックスもなかなか重版がかからなかったようです。

現在の人気ぶりから考えればとてもそんな時期があったと思えませんが、

その低迷ぶりから脱したのは原泰久さんの師匠である井上雄彦さんの一言。

井上雄彦さんは『SLAM DUNK』・『バガボンド』・『リアル』などを

描いたあまりにも有名な漫画家になりますが、

連載当初は苦戦を強いられた原泰久さんは師匠である

井上雄彦さんへアドバイスを求めています。

そして、

師匠である井上雄彦さんから授かったアドバイスとは、

「ストーリーはもういいから、とにかく信の目だよ」

信とはキングダムの主人公になる人物ですが、

原泰久さんは主人公の信の顔に問題があるとは全く思っていなかったらしく、

井上雄彦さんからアドバイスをもらった時は

「えっ!?」

と驚いたと語っています。

しかし、

井上雄彦さんからのアドバイスを忠実に聞き入れた結果、

キングダムの快進撃が始まり、

電子版を含めた累計発行部数は1億部を突破しているメガヒット作品に。

その大きなきっかけを作ったのは、

師匠・井上雄彦さんからのたった一つのアドバイスだったと言えるでしょう。

このことはコーチングビジネスにおけるメンターの役割とも重なるもの。

例えば、

コーチがビジネスで躓(つまず)いてる場合、

必ず何か原因があるわけです。

それはビジネスで成功する思考ができておらず、

マインドがその力を発揮していないのかもしれない。

或いは、

商品(ポジショニング)作りにおいてマーケットで

お金に変わるものではなく、

どれだけ努力しても稼げる商品ができていないのかもしれません。

また、

マーケティングに対して正しい理解ができておらず、

そもそも成約できない見込み顧客ばかり集めてしまっている

可能性もあるでしょう。

そして、

セールスにおいても正しい理解をしておらず、

間違ったクロージングをしている可能性も十分考えられるわけです。

ビジネスとは足し算ではなく、掛け算なので、

どこか大切なポイントが間違っているか、或いはズレていれば、

どれだけ努力してもいつまでも成果が出ることはありません。

そして、

その間違っているポイント、或いはズレているポイントを

見極めるのがメンターな大切な役割の一つであり、

冒頭で取り上げたキングダムで例えれば、

「ストーリーはもういいから、とにかく信の目だよ」

という見抜く力になるでしょう。

私はなぜ原泰久さんの師匠・井上雄彦さんが信の顔に問題があると

思ったのか分かりませんが、

それは長年の経験に基づく直感と言わざるを得ないかもしれない。

現状を大きく変えうる正しい直感を働かせるために大切なことは

私は次の3つありと考えています。

1つ目、覚悟を決めること

2つ目、再現性のある理論を語れる力

3つ目、豊かな経験

この3つさえ整えば、

誰でも現状を大きく変えうる正しい直感を働かせることができるはず。

正しい直感が働かないのはこの3つが整っていないから。

逃げ場所を作らず覚悟を決めなければ、

クリアイティブアボダンス(創造的回避)により、

できない理由探しばかりして、正しい直感なんて働くわけがありません。

或いは、

再現性のある正しい理論を語れる力なくして、

優れた正しい直感が働かないのは言うまでもないこと。

また、

豊かな経験なくしては物事の本質をズバリ見抜く力を養うことはできない。

よってこの3つが正しい直感を働かすために大切なことと考えますが、

ここからは推測になりますが、

師匠・井上雄彦さんは何としてでも弟子・原泰久さんの漫画が

売れるよう願っていたのかもしれない。

或いは、

彼は漫画で自ら大ヒット作品をいくつか生み出しており、

再現性のある方法を知っていたかも。

また、

大ヒット作品を生み出すための豊かな経験から見抜いたのかもしれません。

この3つが揃ったのか、

或いは、そのうちのいくつかが作用して、

「ストーリーはもういいから、とにかく信の目だよ」

というアドバイスが生まれたと私は考えている。

そして、

その貴重なアドバイスを生むのが師匠と呼ばれるべき人の役割であり、

メンターは最後の決め手であり、最後の砦(とりで)だと言う理由になります。

私のメンター論を展開しましたが、

皆さんはコーチングビジネスが上手くいってなかったとして、

その根本原因をメンターへ聞いたことはあるでしょうか?

自分で勝手に判断するのではなく、

格上の人間の覚悟、理論、経験を頼りにしてその人のアドバイスに

耳を傾けたことはありますか?

なければ、

今すぐその心構えを身につけ、すぐに実行して下さい。

それができなければ、

信の顔に問題があるとは気づかないということです。

そして、

現状を大きく変えうるアドバイスも授かることはないでしょう。

それだけメンターの役割は大きく重要であり、

皆さんが想像している以上の力を発揮してくれるものだ

と理解して欲しい。

メンターは最後の決め手であり、最後の砦(とりで)であるとは

そういうことです。

皆さんにはぜひそのことを理解して、

コーチングビジネスの成功を手に入れて欲しいと心から思います。

そして、

クライアントから、

「あなたが最後の決め手であり、最後の砦(とりで)だ」

と言われるようになって欲しいとも願う。

以上が今回のメッセージとなります。




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