今回は、
『なぜいい話を聞いても成果が出ないのか？』
という内容でお伝えします。
なぜいい話を聞いても成果が出ないのか？
それは復習していないから。
復習せずにいい聞いた話を聞いたで終わっているからです。
それでは、
思考行動習慣が変わることはなく、
思考行動習慣が変わらなければ、潜在意識も変わりません。
それが、
いい話を聞いても成果が出ない一番大きな原因になります。
ではどれくらいまで復習すれば良いのでしょうか？
それを理解するには、
無意識の有能という言葉を理解することが必要です。
無意識の有能とは、
意識しなくてもスムーズにこなせる能力を表しますが、
無意識の有能に至るまでのステップは次の３つあり。
１、無意識の無能
２、有意識の無能
３、有意識の有能
この３つのステップについて順番に説明していきましょう。
１、無意識の無能
無意識の無能とは何の知識もなくて何もできない状態。
例えば車の運転であれば、
車の運転の仕方に関する知識が全くなく、
車は全く運転できない状態を表します。
ハンドルの使い方や加速の方法、
また停止するやり方が分からない状態であり、
これが無意識の無能というもの。
これが最初のステップになります。
次にくるステップが、
２、有意識の無能
有意識の無能とは車の運転の方法は学んだが、
実際に車を運転することができない状態です。
ハンドルの使い方や加速の方法、
また停止するやり方を頭では分かっているが、
車を思う通りに上手く動かせない。
それが有意識の無能であり、２番目のステップです。
次に来るステップが、
３、有意識の有能
有意識の有能とは車の運転の方法は理解してもいるし、
実際に車を運転できる状態。
しかし
結構意識しながらハンドルを切ったり、
アクセルを踏んだり、ブレーキを踏むので、
ぎこちなさが残り、スムーズに滑らかな運転からは程遠い状況。
これが有意識の有能であり、３番目のステップ。
最後の４番目に来るのが無意識の有能というもの。
車の運転で例えれば、
車で高速道路を走っても、
特に意識することなくハンドルを切ったり、
アクセルを踏んだり、ブレーキを踏み、
スムーズに滑らかに運転できること。
これが無意識の有能であり、
このステップに到達していれば、
いい話を聞いても、それを行動に落とし込み、
当たり前の思考行動習慣になっている状態と言えます。
この状態になっていれば、
思考行動習慣が変わり成果が出せている状態のはず。
学びとは本来このステップになって意味があるものであり、
たくさんの人がいい話を聞いたで終わってしまうのは、
復習をしていないから。
学んだ後に繰り返し反復練習をしておらず、
その結果、
いい話を聞いたで終わってしまっている。
これでは思うような成果が出るはずもなく、
車の運転で例えれば、
有意識の無能、
ハンドルの使い方や加速の方法、
また停止するやり方を頭では分かっているが、
車を思う通りに上手く動かせない。
或いは、
有意識の有能、
結構意識しながらハンドルを切ったり、
アクセルを踏んだり、ブレーキを踏むので、
ぎこちなさが残り、スムーズに滑らかな運転からは
程遠い状況と同じと言えます。
これでは思うような成果は出せないでしょう。
なぜいい話を聞いても成果が出ないのか？
について説明をしましたが、
皆さんはいい話を聞いたで終わっていませんか？
いい話を聞いた後にしっかり復習していますか？
反復練習を繰り返し思考行動習慣に落とし込んでいるでしょうか？
そうでなければ、
聞いたいい話も価値のあるものとは言えません。
成果を出せてこそ価値あるものと言え、
それを意識しなければ、お金だけを支払い続け
懐を痛めるノウハウコレクターの仲間入りだということ。
皆さんにはそのことを決して忘れて欲しくありません。
なので、
何かいい話を聞いた後は、
それを復習して使いこなせるようになって欲しい。
反復練習を繰り返し、
思考行動習慣に落とし込んで欲しいということ。
それがビジネスで成果を出すために少なくとも必要であり、
たくさん学んで知識を増やすよりもよっぽど大切になります。
ぜひこのことを頭に入れて、
コーチングビジネスの成功を目指して下さい。
以上が今回のメッセージとなります。
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