今回は、
『なぜピンチがチャンスに変わらないのか?』
という内容でお伝えします。
なぜピンチがチャンスに変わらないのでしょうか?
それはピンチをピンチだと思っているからです。
ピンチがチャンスに変わると思っていないからといって良い。
ではなぜピンチはチャンスに変わることはないと思っているのか?
それは幸運は不運の姿を借りてやってくることを理解していないから。
幸運は大抵の場合、不運の姿で目の前で現れ、
あなたに一回りも二回りも成長するよう促していくもの。
それが本来の幸運であり、
辛い時こそ、苦しい時こそ大きく成長できるチャンスだと言うことです。
例えば、
100円均一のダイソーの創業者の矢野博丈さん。
すでにお亡くなりになられましたが、
大学卒業後、奥さんの実家でハマチの養殖業を継いだがうまくいかず、
多額の借金を背負って夜逃げを経験。
それから9度の転職を経た後に出会ったのが、
現在のダイソーの前身であるトラックによる移動販売。
その移動販売で上手く軌道に乗り始めるが、
今度は火事により車や家が焼ける災難に見舞われます。
矢野博丈さんは、
「自分は苦労するために生まれてきた!」
と冗談半分で語っていましたが、
ここまでくれば、
「自分はなんて運が悪い男なんだ!」
と思ってしまうのも無理はありません。
ただそれでも根気よく商売を続け、
2024年時点では、
世界の総店舗数が5300店以上に、
総売り上げは6300億円を超える規模にまで成長しています。
この例はまさしくピンチの連続を大きなチャンスに変えたものになりますが、
ピンチがチャンスに変わるための大切な条件とは何でしょうか?
それは不貞腐れないこと。
自分の置かれた状況がどれだけ悲惨なものであったとしても、
どれだけ不運と思えるものであったとしても、不貞腐れないこと。
それがピンチがチャンスに変わる大切な条件であり、
究極を言えば、
生きているだけで丸儲けと思うことが大切です。
そのような考え方でいれば、
どのような苦境に置かれても、
人生に不貞腐れることはないと言うことです。
そんな前向きな姿勢でいれば、
例えピンチの連続でもやがてそれはチャンスに変わり、
そういった経験がピンチはピンチではなく、
ピンチはチャンスと考える思考を作り上げていく。
仮になんでこんな不運な出来事が起こるんだろうと思ったとしても、
この不運な出来事から何を学べば良いのかと言うポジティブな見方に変わり、
ピンチこそチャンスなりという考え方が身についていくということです。
この思考ができるか否かが人生やビジネスの成功と失敗の分岐点といって良い。
困難にぶつかった時に、どのような思考を持てるか?
その思考がマインドを作り、
ポジティブな思考がポジティブなマインドを作り、
ポジティブなものを引き寄せていく。
一方で、
ネガティブな思考がネガティブなマインドを作り、
ネガティブなものを引き寄せていく。
こんなシンプルな原理で世の中は成り立っています。
以上にて、
なぜピンチがチャンスに変わらないのか?
また、
どうすればピンチはチャンスに変わるのか?
その条件について述べましたが、
皆さんはピンチに遭遇すると、それはピンチと思っていないでしょうか?
ピンチに遭遇すれば、それはチャンスだと思っていますか?
また、
ピンチに遭遇しても不貞腐れず人生前向きに生きているだろうか?
思考がマインドを作り、マインドの状態が現実を生み出し、
その積み重ねが人生を作っていくのは間違いないこと。
ぜひそのことを忘れずに、
「ピンチはチャンス!」
「幸運は不運の姿を借りてやってくる!」
と言う言葉を胸に刻み、
不貞腐れず前を向く努力をして下さい。
そして、
コーチングビジネスの成功を目指して欲しいと思います。
以上が今回のメッセージとなります。
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