その他

本物の努力を理解しなければ成功しない




今回は、

『本物の努力を理解しなければ成功しない』

という内容でお伝えします。

「努力や忍耐不要!」というキラーワードが、

自己啓発書やコーチングスクールの宣伝でも
よく見かけますが、

半分正くて、半分間違っていると考えて下さい。

それを理解しなければ、

売り手側のマーケティングにハマってしまう

単に意識高い系のノウハウコレクターになるので、

注意が必要です!

では、

「努力や忍耐不要!」の何が半分正いのでしょうか?

それは、

本当に努力している感覚がなくなる、
忍耐している感じもない、

そういう状態が存在するということです。

例えば、

私の場合であれば、

コーチングビジネスの情報発信になるでしょう。

私は情報発信については、

100%とまでは言い切れませんが、

努力している感覚や
忍耐して頑張っている感じは、

かなり減っています。

ブログやメルマガを書いている時などの、

コンテンツ作りでは、

時間を忘れて没頭してしまうことがよくあります。

「今日は何時間頑張ってやろう!」

という感覚ではなく、

朝起きてパソコンに向かい合って、

「いつの間にかお昼になってしまっている!」

そんな感覚です。

ハンガリー出身の有名な心理学者
ミハイ・チクセントミハイは、

「フロー状態」

という言葉を残していますが、

簡単に言えば、

時間を忘れて楽しんで没頭している状態を
表します。

このフロー状態に入れば、

人間の潜在能力が最も発揮されやすくなっており、

目指すべき努力の理想形ともいえるでしょう。

そして、

「努力や忍耐」という言葉も、

頭の中からは完全になくなっている状態です。

これが理想の努力であり、

「努力や忍耐不要!」という、

マーケティング用語も、

間違ってはいないことになります。

では、

何が半分間違っているのでしょうか?

それは、

「フロー状態」、

つまり、

時間を忘れて楽しんで努力をする領域に
達するまでには、

苦しいことや嫌なこともあるということ。

「努力や忍耐」が必要になる時期もある
ということです。

その点を理解せず、

自分にとって都合の良いように、

「努力や忍耐不要!」という
マーケティング用語に踊らされては、

本当に世間から相手にされることのない
ノウハウコレクターになるのでご注意を!

では、

いつ「努力や忍耐」が必要になるのでしょうか?

それを説明するためには、

フロー状態に入るまでの4つのステップを
説明する必要があります。

その4つのステップとは、

1、無意識の無能
2、有意識の無能
3、有意識の有能
4、無意識の有能

あなたが車の運転について全く知らない
初心者として話を進めましょう。

<1>無意識の無能

無意識の無能とは、

車の運転で言えば、

アクセルやブレーキの方法が分からない
といった初歩的な知識がない状態。

基本的な知識も分かっていないので
運転のしようがない状態と言っても良いです。

これが無意識の無能です。

<2>有意識の無能

次のステップは、有意識の無能。

アクセルやブレーキの方法は分かったが、

アクセルを踏んだことも
ブレーキを踏んだこともないので、

路上で運転するのは何だか怖い、

と言った状態です。

知識はあるが、運転できない、

これが有意識の無能です。

<3>有意識の有能

3番目のステップは、有意識の有能。

つまり、

アクセルやブレーキの方法も分かり、

何とか意識しながら路上で運転できている状態。

ただし、

結構意識しているので
ぎこちなさが残る状態になります。

これが有意識の有能です。

<4>無意識の有能

最後のステップは、無意識の有能。

アクセルやブレーキの方法も分かり、

高速道路でも何ら支障なく
スムーズに運転できている状態。

どちらがアクセルかブレーキかも
意識することなく、

スムーズに無意識に運転できている状態。

これが、無意識の有能です。

以上まとめると、

1、無意識の無能
2、有意識の無能
3、有意識の有能
4、無意識の有能

「努力や忍耐不要!」、

は、

少なくとも
4番目のステップ以降を指しており、

その領域にたどり着くまでには、

1から3の、

1、無意識の無能
2、有意識の無能
3、有意識の有能

のステップを踏む必要があるということ。

車の運転で例えれば、

アクセルやブレーキの方法を
知らない状態から、

知る状態になり、

次に、

知る状態から、

なんとかこなせる状態までの
ステップを踏む必要があるということ。

これが1から3までのステップですが、

この状況では苦しいことや嫌なこともあります。

それはそうですよね。

アクセルやブレーキの方法が分からなければ
運転の基礎から学ぶ、

そして、

路上で怖いながらも少しビクビクしながら
アクセルやブレーキのペダルを踏む、

人によって程度の差は異なりますが、

心から楽しんで取り組める人は少ないかも
しれません。

つまり、

「努力や忍耐不要!」

ではなく、

「努力や忍耐が必要な時期」

になります。

この点から言えば、

「努力や忍耐不要!」は、

間違っているということ。

「努力や忍耐不要!」は、

半分正しくて、半分間違っていることを
理解しなければ、

売り手側のマーケティングにハマってしまう
情報弱者になるので、注意が必要!

コーチングビジネスの成功には、

・マインドセット
・商品(ポジショニング)
・ビジネスプラン
・マーケティング
・セールス

など5つのスキルを磨く必要があり、

「上手くいかなくて嫌だ!」
「もう辞めたい!」

という時期は、

稼いでいるコーチであれば
誰もが何度も経験していること。

そういう現実を知らずに、

「努力や忍耐不要!」

であり、

「嫌なことは間違っている!」

と考えれば、

本当に世間から相手にされない
口先ばかりのノウハウコレクターになってしまう。

嫌なことや苦しいこともある、

そこを乗り越えるから、

フロー状態が訪れ、

時間を忘れ没頭し、心から楽しいと思える
時期がやってくるということです。

そして、

コーチングビジネスであれば、

情報発信がたまらなく楽しくなったり、

クライアントへのセッションが待ち遠しくなったり、

ビジネス自体をhave toではなく、want toで
心の底から楽しめる、

そんな状態が必ず訪れるということです。

ぜひそのことを理解して、

コーチングビジネスの成功を目指して下さい!




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