皆さんこんにちは!
小倉です。
今回は、
「「努力や忍耐は不要」では稼げない」
の内容でお伝えします。
結論から言います。
「努力や忍耐は必要か不要か」
の議論をしている時点で、
コーチングビジネスの成功から
どんどん遠ざかっていることに
気がつくことが大切です。
その理由は、
ビジネスの成功とは、
「クライアントが欲しいと思うもの」
を手に入れてもらうことだからです。
ビジネスの成功とは、
「クライアントの悩みや問題点を解決して
ゴールを実現すること」
になるからです。
ですから、
「努力や忍耐は必要か不必要か」
など、
クライアントにとっては、どうでもいい話です。
クライアントからすれば、
自分のゴールを達成するために、
コーチの努力や忍耐が必要であれば、
「ぜひしてください」
になります。
それとは反対に、
自分のゴールを達成するために、
コーチの努力や忍耐が不必要であれば、
「しなくていい」
の話になります。
クライアントの立場に立って
考えることが、とても大切になります。
私は認定や資格を持つたくさんの
稼げていないコーチを見てきました。
彼らに共通するのは、
「自分がしたいかどうか」
の議論に偏ることです。
「自分がしたいことは、want toだから良い」
「自分がしたくないことは、want toではない
から良くない」
といつも低次元のwant toの議論になります。
でも、よく考えてください。
コーチングビジネスで成功することは
クライアントの悩みや問題点を解決して
人様からお金を頂くことです。
あなたがやりたいことをして
あなたが自分にお金を支払うわけでは
ありません。
ですから、
あなたがwant toであろうとなかろうと
どうでも良いことです。
まして、
クライアントのゴールが実現すれば、
「コーチの努力や忍耐が
必要であろうとなかろうと」
どうでも良い話です。
どれだけたくさんのコーチがお客様視点で
考えているでしょうか?
恐らくお客様視点よりもwant toが
優先しているのではないでしょうか?
あなたがすでに成功しているのであれば
それで結構です。
なぜなら、
あなたは成功者なので
権威付けができており、
マーケットはあなたのwant toに
関心を示すからです。
努力や忍耐もわざわざする必要はなく
相手に自分の好きなことに合わせさせる
力が備わっています。
しかし、
あなたが成功を手に入れていない
世間から知られていない存在であれば、
あなたがマーケットのニーズに応えようと
努力や忍耐も全くせず、Want toでやっても
誰からも見向きもされないし
誰からも相手にされません。
それが、リアルなビジネスの現実です。
そもそも、
「努力や忍耐は不要」
は、
手っ取り早い成功法則を泣いて喜ぶ
情弱を集めるコーチングスクールの
マーケティング用語なので、
全く正確に表現されていません。
大抵の場合、
物事が上達するためには
努力や忍耐が必要になる時があります。
皆さんは、
「無意識の有能」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
簡単に言えば、
努力しなくても自由にスムーズにこなせる
ということです。
それはとても理想的な状態ですね。
「無意識の有能」
のレベルに辿りつくには、
3つのステップが必要になります。
1つ目のステップが、「無意識の無能」
これは何も分からず何もできない状態
ですね。
車の運転たとえれば、
教習所に行ったばかりで
アクセルやブレーキの位置も分からず
車を全く運転できない状態です。
2つ目のステップが、「有意識の無能」
アクセルやブレーキの位置は分かったが
アクセルを踏みたい時にアクセルを踏めず
ブレーキを踏みたい時にブレーキを踏めず、
思う通りにいかない状態ですね。
3つ目のステップは、「有意識の有能」
アクセルやブレーキの位置は分かり、
アクセルを踏みたい時に意識しながら
アクセルを踏むことができ、
ブレーキを踏みたい時に意識しながら
ブレーキを踏むことができ、
なんとか車の運転をこなしている状態です。
この1つ目〜3つ目のステップは
どちらと言えば、不快な状態が続くステージです。
それはそうですよね。
自分の思う通りに運転できず
手取り足取り学んでいるわけですから。
でもこの不快なステージを通過するから、
最終の4つ目のステップ、
「無意識の有能」
に辿り着くことができます。
つまり、
努力や忍耐をしなくても
自由自在に楽しく車を運転できる
ステージに辿り着けるのです。
例えば、
高速道路でスピードを飛ばしながら
走ることができれば、とても楽しいですよね。
つまり、
「無意識の有能」
のステージに入ったことになり
努力や忍耐など無縁になります。
しかし、
このステップに辿り着くまでには、
1つ目〜3つ目のステップ
不快な状態が続くステージを
乗り越えていく必要があります。
この物事の上達のプロセスを理解せず、
コーチングスクールのマーケティング
にハマれば、
努力や忍耐が必要な時に
努力や忍耐ができない、
意識高い系の稼げないコーチに
なってしまうでしょう。
それではコーチングスクールへ
投資した高額費用が回収できません。
その費用を取り戻すためには、
「努力や忍耐は不要」
などの情弱向けの
マーケティングにハマらず、
クライアントの問題や悩みを解決して
彼らのゴールを実現させることを
第一優先にしてください。
そして、
顧客の生の声を聞いて
顧客の役に立つことは
何でもトライするべきです。
それが仮に最初は気乗りがしなくても、
クライアントの笑顔が見られ、感謝されれば、
必ずwant toに変わっていきます。
というよりも、
それが本物の揺るぎないwant toです。
あなたがこのことを理解して
コーチングビジネスで成功するために、
やるべきことを考えてください。
それが、
ビジネスを始める大人の態度です。
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