コンフォートゾーン

なぜ本を読んでも成功しないのか




皆さんこんにちは!
小倉です。

今回は、

「なぜ本を読んでも成功しないのか」

の内容でお伝えします。

皆さんは本を読まれることが好きですか?

私は本を読むことが大好きです。

たくさんの人が本を読めと言っているので
私もたくさん本を読みました。

数年前に一般教養ブームがあったので
それにつられて、

あらゆる古近東西の本を読破しようと
意気込んだ時期もありました。

皆さんがたくさん本を読まれて
悩みが解決して、願望が叶っていれば、
それは素晴らしいことです。

そうであれば、そのまま続けてください。

しかし、

悩みが解決して、願望が叶っている人がいる
一方で、

悩みが解決せず、願望が叶っていない人も
いるかと思います。

私は世の中の大半の人が
そうなっているかと思います。

その理由は、

書店に行けば、あいも変わらず、

自己啓発関連書籍が
所狭しと並べられているからです。

本を読んで悩みが解決して
願望が叶っていれば、

こういった本への需要は落ちるはずです。

しかし、

落ちるどころか、

どんどん増えているのではないでしょうか?

どんどん増えている理由は、

それだけマーケットのニーズが
増えている証拠です。

そうでなければ、

営利目的の出版社が関連書籍を
発行するわけがないからです。

つまり、

本を読んでも、

たくさんの人達は悩みが解決せず
願望が叶っていないことになります。

或いは、

効果があるように見えて
一時的な限定的な解決策にしかならず
同じ問題を繰り返しているのかもしれません。

だから、

自己啓発書籍関連本があいも変わらず
清涼飲料水のように、消費されているのです。

ではなぜ、

本を読んでも変わらないのでしょうか?

その理由は、

読者が著者の言葉の背景の意味を
充分に理解できていないからです。

著者の言葉の背景を理解せず
自分なりの表面的な理解で、行動しているからです。

それが、

本を読んでも変わらない理由です。

例えば、

◯◯博士の

「夢は勝手に叶う」

を例に挙げて説明します。

皆さんはこの言葉をどう解釈しますか?

いろいろな解釈の仕方があると思います。

例えば、

「何もしなくても願っていれば
 夢はその内実現する」

「思いを放てばその思いはやがて
 現実の世界へ投影される」

と考える人もいるかもしれません。

解釈の仕方は読み手側の経験によって
大きく影響されるでしょう。

或いは、

読み手側の心理状態により
自分にとって都合の良い部分だけ
切り取っている可能性もあります。

◯◯博士は辣腕の経営者であり
超一流の科学者です。

しかも、

極めて脳のリアルな世界に基づいて
日本で認知科学式コーチング理論を
普及させてきた人物です。

引き寄せの法則も脳科学の見地から
説明しようとしている人物です。

そんな超リアリズムの◯◯博士が

「夢は勝手に叶う」

その真意は何でしょうか?

私の解釈は、

「want toのゴールは
 本気で行動しなければ達成できない」

になります。

ではなぜ、

私はそう解釈するのでしょうか?

認知科学式コーチング理論の
最重要ポイントは、

エフィカシーを上げることです。

エフィカシーとは

「ゴールを達成する自己能力の自己評価」

です。

自己能力の自己評価を上げることが
コーチングの最大の目的です。

では、

エフィカシーを上げる方法は何でしょうか?

それは、2つあります。

1つ目、ゴールがwant toであること
2つ目、コンフォートゾーンを広げること

ゴールがwant toであることが
大切なことに、誰も異論はないはずです。

ゴールは内なる声に従って
自分で見つけていくべきものです。

では、

コンフォートゾーンを広げる方法は
何でしょうか?

それは、

未知の領域の居心地の悪い状態で
行動することです。

コンフォートゾーンは居心地の良い状態です。

それを広げるためには、

コンフォートゾーンの外側、

つまり、

未知の領域である居心地の悪い状態へ
飛び出して、行動することです。

それ以外ありません。

そして、

その状態の中で
小さな成功体験を積みることが大切です。

小さな成功体験を積み重ね
元々居心地の悪かった状態を
居心地の良い状態に変えていくこと、

それが、

コンフォートゾーンを広げることです。

この実現には、

それなりの決意と覚悟が必要になります。

なぜなら、

コンフォートゾーンの外側は
居心地の悪い状態であり、

本気にならなければ、

すぐに逃げ場所を探して
できない言い訳け探しを始めるからです。

ただし、

それなりの決意と覚悟を持って
本気で行動していけば、

必ず小さな成功体験を
積み重ねることができます。

その結果、

居心地の悪い状態が
居心地の良い状態に変わり、

コンフォートゾーンは広がり
自己能力への自己評価も高まり
エフィカシーが上がっていくのです。

これを繰り返せば、

脳の中にゴール達成の
鮮明なイメージができあがり、

ゴールに引っ張っられる感覚が芽生えます。

それが、

「夢は勝手に叶う」

の真意です。

もちろん◯◯博士も
辣腕のビジネスマンであり経営者です。

マーケティングのために
この言葉を使っています。

でも、

間違っている内容ではありません。

それをどこまで理解できるかが
とても大切なポイントであり、

世の名の大多数の人々は、

著者の言葉の背景の意味を
充分に理解できていません。

或いは、

その時の心理状態で
表面的な理解で終わっています。

だから、

いつまでも目の前の現実が変わらず
リアルな日常に於いて、

成果を出すことができません。

その結果、

自己啓発関連書籍が、

清涼飲料水のように
飲み干されていくのです。

そして、

あいも変わらず

「自分を高める意識高い系の本」

が飽きられもせず
山のように陳列されていきます。

是非一度、

あなたが尊敬する人物がいて
その人の真意を理解して
一字一句間違わず行動できているか、

冷静に振り返ってみてください。

結論から言えば、

それが難しいからコーチングという
マンツーマンで教えていく方法があります。

世の中、

結果を出してなんぼの世界です。

特にビジネスの世界はそうです。

結果を出さなければ、

世の中から相手にされることはありません。

単なる負け犬か意識高い系の人と
やじられるのが、いいところでしょう。

そうならないように、

今回のブログを参考にして、

著者の言葉の背景の意味を充分に
理解できているかどうか、

そして、

行動できているかどうか、

一度冷静に振り返ってみて下さい。

あなたのコーチとしての成功を
心から応援しています。

一緒に頑張りましょう!




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