皆さんこんにちは!
小倉です。
今回は、
「「ティーチングがNG」ということ自体がNG」
の内容でお伝えします。
私は今までたくさんのコーチと
会話を交わしてきましたが、
本当にコーチングとティーチングを
差別化したがるコーチが多いですね。
それでクライアントの成果が
上がっているのであれば良いですが、
理屈から考えて
成果を上げることはできません。
なぜなら、
現状の外側のゴールの達成方法は
クライアントの頭の中にはないからです。
正解がもともと存在しない
引き出しの中をこねくり回して探しても、
正解が出てくることはありません。
例えば、
私は稼げないコーチが
稼げるように導くのが仕事です。
稼げないコーチの頭の中から
いくら情報や知識を引き出しても、
稼げない情報しか出てきません。
セルフイメージが高くて
稼げる情報が頭の中にある人なら
既にビジネスで成功しているでしょう。
つまり、
私にセッションを依頼する理由がありません。
しかし、
それができていないから
私にコーチングを依頼されるわけです。
私にコーチングを依頼される
クライアントには、
最初は私から
ほぼティーチングオンリーです。
・お金のメンタルブロックを外す
マインドセット
・高値で売れる商品作り
・逆算思考で考えるビジネスプラン
・厚利少売のマーケティング
・売り込みのないセールス
クライアントの状況にもよりますが、
最初はマンツーマンで
この5つの基本を覚えてもらいます。
特にコーチングビジネスは
薄利多売ではありません。
コーチングビジネス初心者のコーチは
一般労働者の方が多いので、
どうしてもビジネスをやると
薄利多売になってしまいます。
つまり、
月30万円稼ぐために
1回3000円のセッションを
100回しようとするわけです。
私が教えるクライアントには
合計6回契約で最低金額30万円から
スタートしてもらいます。
つまり、
1回のセッション単価が5万円です。
1回3000円のセッション単価より
16.7倍の単価でビジネスをスタート
してもらいます。
そして、
それを実現してもらうために、
・お金のメンタルブロックを外す
マインドセット
・高値で売れる商品作り
・逆算思考で考えるビジネスプラン
・厚利少売のマーケティング
・売り込みのないセールス
この5つ全てをビジネスの実践を通して
ティーチングしていく必要があるのです。
でなければ、
いつまでもコーチングビジネスで
稼げるようにならないからです。
コーチングとはクライアントの望む
ゴールへ導くことです。
クライアントをゴールへ導きさえすれば
何でもありです。
コーチングスクールは
ビジネスのポジショニング上、
「コーチングはティーチングとは違う」
とマーケティングで表現します。
でも、
コーチングスクールのトップコーチが
引き出しコーチングで稼げるようにならないのは
充分理解しています。
トップコーチは彼らのコーチング値段を
ホームページで何百万円と記載しています。
しかし、
彼らの教え子であるコーチが
より高値でクライアントと契約するために
あえて記載しているに過ぎません。
実際に、
トップコーチはクライアントから
直接契約を獲得することはほぼないに
違いありません。
彼らの売り上げのほとんどは
コーチングスキルを教えることによって
コーチ志望者から獲得したお金です。
ですから、
彼らはコーチングビジネスの経営を
成り立たせるために、
どうしてもポジショニング上
「コーチングとティーチングは違う」
とマーケティングして、
「コーチングとは従来にはなかった
新たなコンセプトだ」
と表現してコーチ志望者を
集客していく必要があるのです。
あなたが本気でコーチングビジネスで
成功していきたいなら、
そのマーケティングのキラーワードを
真に受けないことが大切です。
そして、
クライアントのゴールを実現する
コーチングには、
ティーチングも必要だと考えてください。
逆に言えば、
クライアントの頭の中にない答えを
ティーチングできないコーチングは、
今後消えていく運命にあるでしょう。
クライアントに適切な質問をして
クライアントの頭の中から答えを導き出す
「なんちゃってコーチング」
をしていても、
クライアントの現状の外側の未来は
達成できないので、
コーチングを受けたいと思う
クライアントもほぼいなくなるでしょう。
クライアントがいたとしても
セルフイメージの低い人ばかりで
彼らはお金がないので、
コーチは低単価や無料で
オンラインセッションを
提供せざるを得ないでしょう。
これが私のように現役で稼いでるコーチが
お伝えするコーチング業界の実態です。
ここまでリアルな情報を聞いたことがなければ、
その理由は、
あなたの周囲には同じ協会のトップコーチや
コーチングスクールで一緒に机を並べた
コーチ仲間しかいないからです。
彼らと付き合ってもコーチングビジネスの
リアルな情報は出て来ません。
なぜなら、
トップコーチは自分のビジネスのポジションを
守るために情報発信するからです。
そして、
稼げていないコーチ仲間は経験がないので
コーチングビジネスの実態を知る由がないからです。
結局、
彼らと交流してばかりいても
井の中の蛙になってしまいます。
そうならないように、
コーチングスクールや売り手側の意図に
翻弄されることなく、
クライアントのゴール実現のためには、
「何が必要なのか?」
「何が大切なのか?」
と考えてください。
ティーチングやコンサルティングが
クライアントのゴール実現のために
必要だと考えた場合は、
あなたの専門分野の強みをつけて
それを躊躇なくやっていくことです。
コーチングスクールや売り手側の
マーケティングに利用されるほど
馬鹿なことありません。
あなたがコーチングビジネスで成功され
お客様の現状の外側の未来を実現されることを
心から応援しています。
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