皆さんこんにちは!
小倉です。
今回は
「成功者の結果だけを真似しない」
の内容でお伝えします。
成功者の皆さんはとても演出上手です。
コーチング業界でも苫米地英人さんは
非常に演出が上手いですね。
・ギターを巧み操ったり
・高額なパイプを集めたり
・社会貢献活動をされ
・たくさんの書籍を出版され
・たくさんの会社を経営され
「苫米地ワールド」を創られています。
たくさんのコーチが
苫米地英人さんのようになりたいと思い
プロのコーチを目指しているかもしれませんね。
その思いは大切なので
その思いを大きなエネルギーに変えて下さい。
そしてプロのコーチになりたいなら
本気で目指して下さい。
ただし、
何もない状態から
苫米地英人さんになれるわけではありません。
苫米地英人さんの今の結果だけを真似て
・ギターを巧みに操ったり
・高額なパイプを集めたり
・社会貢献活動をしても
成功はできません。
彼が今やっていることよりも
彼がどのようにして成功したのか
そのやり方を知る方が遥かに大切です。
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守破離の原則
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成功するためには
守破離の原則を理解することが大切です。
「守」とは
メンターから直接教えを受け守り
メンターの強みを自分の強みに変えていくことです。
他人から見て
「メンターそっくりだね」
と言われるまで
メンターのやり方を研究し
反復練習することが大切です。
これが自分の型になります。
成功しないコーチはこの型がないのに
いきなり「型破り」をしようとします。
型がないのに「型破り」はできません。
でも、
型がないのに「型破り」をしている
コーチは実際たくさんいます。
自分なりのやり方を何もないところから
いきなり創作しようとしています。
趣味でコーチングをやるなら
このやり方で問題ありません。
ただし、
プロのコーチを目指すのであれば、
「SNSで情報発信して
マーケティング教材を買い集客を勉強し
体験セッションをDMで募集する」
といったやり方では
プロとしてビジネスはできません。
まずはメンターの強みを徹底的に真似て
自分の型を作ることが大切です。
それが「守」です。
次に「破」です。
遠くからアイデアを借りてきて
メンターの教えを一旦は破ることです。
メンターから学んだ型を破りながら
遠くから借りてきたアイデアと
組みわせていくことです。
最後に「離」です。
メンターから学んだ型と
遠くから借りてきたアイデアが融合され
別の新しい型を作ることです。
芸道や武術の世界では
必ず「〜流派」がありますよね。
「〜流派」は師匠の教えをマスターし
他のアイデアを組み合わせ完成されたものです。
トヨタの生産システムのカンバンは有名ですね。
そのカンバンも、
最初はフォード生産システムを真似して
スーパーマーケットの仕組みを取り入れ
カンバンシステムが完成されたのは有名な話しですね。
グーグルも
セブンイレブンも
ニトリも
全て守破離の原則で成功しています。
一例を挙げましたが、
苫米地英人さんも師匠のルータイスから
徹底的にコーチングを学ばれていますね。
そこに自分なりのアイデアを取り入れ
苫米地式コーチングが完成されているわけです。
何もないゼロの状態から
自分なりの勝てるやり方を創作しようとしても
時間の無駄になり途中で挫折します。
まずはメンターの型を自分の強みに変える
そして他から借りてきたアイデアと組み合わせ
新たな型を作ることが本当に大切です。
あなたは本気で真似しているメンターがいますか?
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もう一つの注意点
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プロのコーチを目指す人に大切なのは
守破離の原則でビジネスを作ることです。
コーチングスキルはコーチをつけて学ぶ。
でも、
ビジネスはコーチをつけて学ぶ人は
本当に少ないですね。
だから、
たくさんのコーチが
ビジネスで成功していないのです。
コーチングスキルを身につけるよりも
ビジネスのゼロイチの方が遥かに大変です。
なぜなら、
・マインドセット
・商品(コーチング)
・ビジネスプラン
・マーケティング
・セールス
を学び実践を通して仕組みを作り
売上を上げる必要があるからです。
実際はビジネスのコーチングを受けることで
コーチングスキルにも磨きがかかり
コーチング理論にも精通するようになります。
本来はビジネスコーチングで
実際に稼ぐ仕組みを作りながら
コーチングスキルを学ぶのが効率的です。
その方がコストパフォーマンスも遥かに高いです。
なぜなら、
スクールで学んだコーチングスキルは
実践で大きく役に立たないからです。
クライアントも自己投資して
本気で成功を目指しています。
スクールの予定調和の成り立つ
模擬練習とは異なり、
本番のセッションでは想定外のことが
起こるのは当たり前なんです。
筋書き通りにはいきません。
ですから本番を繰り返すことが
コーチングスキルを上達させるために
何より必要です。
そのためには、
コーチはメンターをつけて
ビジネスの仕組みを作り集客し
たくさんのクライアントを相手にすることです。
そしてセッションの精度を上げるために
メンターからコンフォートゾーンの外の
アドバイスを常に貰うことが大切です。
あなたがビジネスの仕組みを作る
クライアントがお金を支払う
あなたがお金を受け取る
メンターが適切なフィードバックをしていく
このプロセスで
本物のコーチングスキルが完成されます。
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まとめ
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本日のお話しは如何だったでしょうか?
「成功者の結果だけを真似しない」
の内容でお伝えしました。
一番大切なのは
守破離の原則を理解することです。
メンターの強みを自分の強みに変え
他のアイデアと組み合わせ
あなたの独自のブランドを作ることです。
大切なのは最初の守をすっ飛ばし
いきなり独自のブランドを作ろうとしないこと。
成功者の結果だけを見て
その結果だけを真似しないことです。
成功者が成功者になったプロセスを
理解することが一番大切です。
そして、
コーチがプロとして成功するためには
ビジネスでメンターへ投資して
実際に稼いでいくことです。
こちらの方が
スクールへ投資しスキル単体を学ぶよりも
コストパフォーマンスは明らかに高くなります。
あなたが守破離の原則を理解し
適切な自己投資を実践し成功されることを
心から応援しています。
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