その他

ピンチはチャンスの嘘




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あなたはピンチはチャンスと思いますか

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ピンチはチャンスと言う言葉は皆さんが自己啓発でよくお目にかかる言葉だと思います。

皆さんは本当にピンチはチャンスだと思いますか?

私は必ずしもそうは思いません。

ではなぜ必ずしもピンチはチャンスと思わないのでしょうか?

それは世の中には、

ピンチはピンチのままで終わってしまう人もいれば、

ピンチをチャンスに変えて成功する人もいるからです。

ここで一番大切な問いは、

ピンチはチャンスかどうかという問いではなく、

ピンチをチャンスに変える人はピンチがピンチのままで終わっている人と何が違うのかという問いです。

皆さんは両者の違いは何だと思いますか?

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ピンチがピンチで終わってしまう人の特徴

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その両者の違いを考えていくために両者の特徴を考えてみたいと思います。

ピンチがピンチで終わってしまう人の特徴は何でしょうか?

自分に責任がないと思っている

前向きな思考ができていない

口で言うだけで行動していない

自分に甘え他人に依存している

などいろいろな特徴が思い浮かぶかもしれませんが、

私の答えは非常にシンプルです。

それは現状のコンフォートゾーンの世界の中に閉じこもっている人です。

現状のコンフォートゾーンの世界に閉じこもり、

解決できない頭でいろいろ解決方法を考えてしまい、

判断できない頭で自分なりのベストな判断をしようとして、

自分で勝手に納得しながら行動している人です。

ピンチと言っても大なり小なり様々なレベルがあると思いますが、

大きなピンチに遭遇すると周囲が全て高い壁に見えてくるようになり、

その高い壁を必死によじ登り外の世界を眺めようとしてもなかなか外の世界を眺めることができません。

高い壁を必死によじ登り外の世界を見ようと言う発想自体が自分のコンフォートゾーンの世界での思考になります。

その思考から完全に離れて抽象度の高い視点から物事を見るようにならなければ

永遠に堂々巡りになりピンチの状態から抜け出すことができず、

ピンチはピンチのままの状態で次元下降のスパイラルにハマってしまいます。

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ピンチをチャンスに変えられる人の特徴

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ではピンチをチャンスに変えられる人の特徴は何でしょうか?

それは自分のコンフォートゾーンの世界の中で考え判断し行動しない人です。

例えば書籍や動画を見たりしてピンチをチャンスに変えようとします。

書籍で印象に残った言葉

動画で心に響いた言葉

これらの言葉を自分の中のコンフォートゾーンの世界のフィルターを通し、

思考して判断して行動するのが世間一般の大多数の人です。

ただこれでは自分にとって都合の良いことばかりを勝手に継ぎ接ぎして組み合わせてしまい、

高い壁を必死でよじ登り外の世界を眺めようとする思考パターンから抜け出すことができません。

これは典型的なピンチがピンチのままで終わってしまう人の特徴です。

反対にこのピンチをチャンスに変えていく人は

書籍で印象に残った言葉

動画で心に響いた言葉

があったとしてもそれは頭の片隅に置いといて自分より格上の人の言葉を忠実に再現しようとする人です。

なぜその言葉が書籍の中で印象に残ったのか?

なぜその言葉が動画の中で心に響いたのか?

人の脳にはRASと言う自分が重要と思っている情報を収集する機能が備わっており、

結局は

書籍の中で印象に残った言葉も

動画の中で心に響いた言葉も

自分のコンフォートゾーンの世界で重要だと思っているに過ぎないということになります。

ただしあなたが重要だと思っていることは格上の人間から見れば同じように重要だと判断するとは限りません。

ですから今まで自分が大切だと考えてきたコンフォートゾーンの世界の思考判断行動基準が大きなピンチでは通用しないと考えた方が賢明です。

今までのコンフォートゾーンの世界の思考判断行動基準が大きなピンチを招いたと言うことができるかもしれません。

ですからピンチをチャンスに変えていくためには自分のコンフォートゾーンの世界から大きく離れることが非常に重要になります。

それができる人がピンチをチャンスに変えるわけです。

そしてその鍵となるのがあなたより格上の人間つまりメンターの存在ということになります。

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何故メンターの存在があると変わるのか?

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ではメンターの存在により何故ピンチがチャンスに変わっていくのでしょうか?

それは豊富な経験から問題の本質を見抜き出し問題は解決できると確信が増すことにより明確な未来のイメージが持てるようになるからです。

高い壁を必死によじ登り外の世界に解決方法を求めるその思考自体が自分のコンフォートゾーンの中の行いと述べました

問題の本当の原因は高い壁の内側にあるかもしれません。

或いは高いと思っていた壁が実際は障壁では無いのかもしれません。

その問題点の本質を見抜くためには抽象度を高くして見抜く力が必要になります

例えばあなたがコーチングビジネスを半年から一年やっているが上手くいってないとします。

問題の原因は一体どこにあるのでしょうか?

自分のコンフォートゾーンの中でいろいろ考えてしまうと、

マインドセットが不充分と考えたり、

商品が顧客のニーズに合っていないと感じたり、

非現実的なビジネスプランを立てているのかと考えてみたり、

マーケティングのスキームが整っていないかと考えたり、

セールスの力が不足しているのでないかと考えたりします。

この一つ一つの原因は正しいかもしれませんし、

原因は一つではなく複合的な可能性も充分にあります。

結局この状態ではどれが問題が確信を持つことができず、

いろいろな方法を中途半端に試すことになりさらなる迷路にはまる可能性が大いにあります。

そこを迷わず豊富な経験値から問題と考えられることを的確に指摘してもらい、

不安や恐れから距離を置き確信を持って改善し続けられるからこそ問題点は解決していくことができます。

当然一度や二度で問題はすぐに解決できるとは限りません。

ただしメンターの存在がそばにあることで安心感が増し、

安心感が増えていくことにより今の一つ一つの行動に集中することができます。

ここに迷いが生じてしまうと全ての行動が中途半端になってしまい、

その結果問題の糸口が全く見つからず同じ迷路をグルグルと回ってしまう可能性が充分にあります。

その余計なエネルギーの無駄を防ぎ、

問題点の本質をあなたのコンフォートゾーンの外の豊富な経験から見抜き、

ゴール達成のための効果的な方法を提示し未来を見せてくれるからコーチの存在価値があります。

その結果ピンチがチャンスに変わっていくのです。

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まとめ

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本日のお話は如何だったでしょうか?

ピンチがピンチで終わってしまう人の特徴は今までと同じコンフォートゾーンの中で考え判断し行動している人です。

ピンチがチャンスに変わる人の特徴は自分の今までのコンフォートゾーンで考えず判断せず行動しない人です。

今までのコンフォートゾーンではなくコンフォートゾーンの外の世界の価値観に触れられるからこそピンチがチャンスに変わっていくのです。

この基本的な考えを理解してあなたがピンチを大きなチャンスに変えていけるよう心から応援しています。




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