認知科学式コーチングにとって最も大切な鍵はエフィカシーを上げ続けることです
でも私が出会ってきたコーチにはエフィカシーが上がっているとは口頭で言いつつも
その行動の質と量を見れば
到底エフィカシーが上がっているように見えないコーチがたくさんいました
私が出会ってきたコーチ仲間の大半が
お金を稼ぎたい
豊かになりたい
成功したい
と素直な気持ちを持って頑張っている方でした
ただ見ていて残念だったのが
お金を稼ぎたいと言いつつも
自分はまだお金を稼ぐにはコーチングスキルや知識が足りないと
本や動画やセミナーで更に知識やスキルを増やそうとしていることでした
エフィカシーの原点に立ち返ってみると
エフィカシーとは自己能力の自己評価です
エフィカシーとはどれだけ能力があるかということではなく
今持っている能力に対して
どれだけ高い評価を自分に与えることができるかと言うことです
もしあなたがコーチとして成功し稼ぎたいのであれば
今のあなたのコーチングスキルで充分お金を稼げるに値すると
自分に対して高い評価を与えることが何よりも重要なはず
その高い評価を自分に与えることを完全に忘れてしまい
本を読み続ける
動画を見続ける
セミナーに参加し続ける
そしてコーチングスキルや知識を増やし続ければ
コーチングビジネスで成功して稼げるようになると
全く認知科学式コーチング理論の基本から外れてしまい
その結果成果が出ず
途中で挫折して諦めてしまうコーチが多いことが残念でなりません
ではなぜ自分の持っている能力に高い評価を与えることを忘れ
本や動画やセミナーのほうに意識が向いてしまうのでしょうか?
それは労働者思考の延長線上でコーチングビジネスを考えているからです
一般の会社員は知識やスキルを伸ばすことで段階的に給与が増える仕組みに慣れてしまっています
その労働者思考の延長線上でコーチングビジネスも考えてしまい
コーチングビジネスで成功するためには
コーチング知識やスキルを伸ばさないといけないと無意識に捉えてしまうことがよくあります
もし私の言ってることに身に覚えがあるのであれば
今すぐコーチング知識やスキルの習得は一切ストップして
まずはセルフトークとセルフイメージで
あなたが持っているコーチング知識やスキルで
クライアントに付加価値の高いコーチングを提供できると
自分の能力に対して高い評価を与えて下さい
それが認知科学式コーチング理論を頭ではなくて身体で覚えると言うことです
スポーツ感覚で体で覚えない限り
いざ大切な時に
コーチング理論の本質に基づいた知恵を発揮することができず
その結果成果を出すことができません
ですからコーチングスキルや知識に対する学びは一切ストップして
今持っている知識やスキルを120%発揮させ
今どのようなセルフトークで自分に語りかけ
今どのようなセルフイメージを自分が持つべきか
知恵を絞ることが非常に大切になります
その結果小さな成功体験を積み重ねることが可能になり
コンフォートゾーンの領域が拡大していくのです
そしてさらに自分の能力に対して
さらに高い自己評価を与えることができるようになり
エフィカシーが上がり続けるのです
あなたが労働者思考を捨て去り今の持っている能力に対して高い評価を与えエフィカシーを上げていくことを心から応援しています
この記事へのコメントはありません。