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正しい我慢と間違った我慢、正しい努力と間違った努力




「我慢する必要はない、努力する必要はない」と自己啓発書籍でよく見受けますが、本当に正しい考え方でしょうか?

あなたが仮に会社員だとしたら、会社で我慢しないといけない或いは努力しないといけない状況はどれぐらいあるでしょうか?

仮にそのような状況が程々にあったとして、我慢したり努力したりする状況を完全に回避することはできるでしょうか?

現実は難しいと思います。

何故なら組織の中ではあるアイデアがある部署にとっては業務負担が軽くなることが、違う部署では業務負担か重くなることが往々にしてあるからです。

ですから、我慢したり努力したりする必要がないという考え自体が非現実的でナンセンスな問いかもしれませんし、そう考えれば考えるほど苦しくなってきます。

この問題を考える上で一番大切なのは、我慢や努力自体がどうかという視点ではなく、

あなたが我慢の先に少しでも明るい未来を感じとることができるのか?

あなたか頑張った先に少しでも未来への希望を感じとることができるのか?

だと思います。

あなたがその先に更なる我慢や辛い努力しかないと感じるのであれば、その我慢や辛い努力は間違いで、決してあなたを豊かに幸せにしてくれません。

その苦しさはあなたのやり方やあなたの居場所が間違っているというサインです。

我慢しない方法を考える、辛い努力をしない方法を考える。

それが駄目なら、あなたの居場所を変えることが大切です。

決して我慢や辛い努力を乗り越えれば明るい希望や未来が向こうから勝手にやってくると勘違いしないことです。

反対にあなたがその先に少しでも明るい希望や未来を感じとることができるなら、その困難を乗り越えよというサインかもしれません。

明るい希望や未来は無理矢理持とうと思っても持てるものではありません。

最終的にはあなたのインスピレーション、直感によるものです。

その直感を信じて目の前が困難であっても乗り切っていくことです。

私たちが未来のゴールとして目指すべきは、我慢しない辛い努力のない世界であることは誰もが異論はないと思います。

努力が楽しくなればなるほどあなたのパフォーマンスが最大限に発揮されるのは間違いないので。

ただそのゴールに至るまでは人間万事塞翁が馬、予期しない様々な出来事が起こります。

ここで肝心なのは、繰り返しとなりますが、あなたがこの我慢或いは努力の先に少しでも明るい希望や未来を感じることができるかです。

先には明るい希望や未来が見えないのに、目の前の困難に勝たないといけない、負けてはいけないという固定観念で考えると本当のあなたを見失います。

迷路にハマり、幸せや豊かさを掴むことはできません。

何よりもそんな状態で頑張ってみても、苦しい波動からは苦しい現実しか生み出しません。

結局は努力の割りには報われない状態が生み出されるのです。

そんな時は今の自分の我慢や努力は間違っていないか冷静にリラックスして振り返ることが大切になり、現状に下手に慣れないことです。

自分が未来や希望を感じることができる世界はどんなことなのか?

最初から完璧を求めるのは必要はありませんが、ワクワク感が高ければ高いほど、あなたが成功する可能性も高くなり、精神的な幸せや物質的な豊かさも手に入れる可能性が高いと言ことです。




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