これだけいろいろ自分なりに工夫して頑張って努力はしているけれども、
その努力がなかなか報われてこないと思われる事は無いでしょうか？
そんな時こう考えて欲しいのです
努力は報われない原因は、
あなたが自分なりにいろいろ頑張って工夫して努力しているからだと
その思考パラダイムから抜け出さないと大きな成長飛躍は望めないと言うことです
例を挙げて説明したいと思います
私は以前の勤務先である品質保証部長との出会いがありました
彼は品質管理に対するエキスパートであり頭も非常にキレて、
優秀な人材であったことには間違いありません
ただし一つ大きな欠点がありました
無理無駄を極端に嫌う性格で周囲とのコミュニケーションが欠け、
舌鋒鋭く自分の意見が正しいと思えば常に相手を論破しようとするということでした
その結果周囲とのコミュニケーションに支障が出て上手くいくものも上手くいかなくなり、
最終的には左遷されました
その左遷期間は数年間ありましたが、
もともと能力も高く仕事に対し熱心で積極的で責任感も高かったので、
その左遷されたポジションでもそれ相応の仕事はこなしていました
ただまた事件が起こったのです
無理無駄を極端に嫌う性格と舌鋒鋭く相手をやり込める癖が原因となり、
彼が所属する部署で人間関係の大きな軋轢が起きてしまい、
パワーハラスメントで訴えられてしまいました
彼の中では自分なりに一生懸命頑張って努力しているのに、
なぜこういう結果になってしまうのか相当苦しみ悩んだに違いありません
そして彼もようやくこの２度の大きな失敗を経て、
自分の何かを大きく変えないと、
また周囲との軋轢を起こし、
大きな成長飛躍が見込めないと強く気持ちを新たにしたと思います
そして彼は自分で信じる正しいと思うやり方を捨てました
彼は当時の上役でコミニケーションの卓越した執行役員のやり方をそのまま取り入れようと決心したと、
私は後に彼から聞きました
具体的に言えば、
彼は自分の考えで不必要と思われるミーティングには、
どんな理由があろうとも、
一切参加せず一切しませんでしたが、
彼は極端な合理主義を捨て多少無理無駄が出ても良いから、
毎朝周囲との打ち合わせは理由があろうとなかろうと実施することにしました
これは当時の上役の執行役員がやっていたことであり、
最初は大きな違和感を感じ迷いながらも
自分の意見を抑え、
他人の意見を尊重しface-to-faceでコミニケーションを取るようになると、
周囲が大きく変わり始め、
その結果彼は周囲の力を生かすことができるようになり、
仕事が以前よりも楽になったのです
自分の仕事が楽になっても、
チームとしては成果結果が出てるわけですから、
組織としては彼の評価を上げることになります
そして彼は実績を上げ元の品質保証部長の席にカンバックしたのです
私は海外営業の仕事が長かったですが、
自分なりに一生懸命頑張って努力しても
実績成果が上がらない時に、
尊敬する上役からこう言われました
上手くいかなければ上手くいっている人間をパクるか、
お客様に聞け、
自分の頭で必死に考える結論は間違っていると思えと
結局大きく成長飛躍できる答えは、
常にコンフォートゾーンの外にあると言うことです
自分で必死に知恵を絞り考えることも大切ですが、
それで上手くいかないのであれば、
あなたの思考パラダイムを変えていくしかないのです
その鍵はコンフォートゾーンの外だと言うことです
一生懸命必死に自分で考えても常にコンフォートゾーンの内側から出ることは難しく、
上手くいっている人を徹夜的にパクることが上手くいく最善の方法だと言うことです
上手くいくブリーフシステムを身に付けた後に、
自分で必死に考え知恵を絞り、
そこから本物のオリジナリティーを創っていけばよいのです
皆さんがいち早くコンフォートゾーンの外の世界を取り入れ大きな成長飛躍ができるよう心から応援しています
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