抽象度

<その1>認知科学式コーチングを学んでも抽象度を中途半端にしか理解してない人は認知科学式コーチングを理解していないのと同じ




https://www.youtube.com/watch?v=yDAoDwlbVtc

今回は認知科学式コーチングを学んでも抽象度中途半端にしか理解していない人は認知科学式コーチングを理解していないのと同じと言うテーマでお話ししてみたいと思います。

この抽象度ですが、馴染みづらいとか、よく分からないとかそういう風に感じた事はなかったでしょうか?

或いはなんとなく分かるけれども、どのように活用していけばいいかよく分からないといったそういった戸惑いはなかったでしょうか?

私はこの抽象度と言う言葉は最初よく分かりませんでした。この抽象度と言う言葉は最初セミナーで知ったのですが、頭の中が?だらけになりました。

ただ何か興味を惹かれ、様々な本を読んで理解を深めていくようになり、その結果最先端のコーチング理論を生かすのも生かさないのもこの抽象度と言う考え方を理解しているか理解してないかとまで思うようになりました。

結論から言います。
この抽象度と言う言葉を理解しマスターしていくとあなたの人生が変わります。決して大袈裟に表現しているのでなくて、あなたの生涯の大きな武器になる事は間違いありません。それだけ大きなパワーを秘めた考え方であることを先ずは理解してください。

今回は抽象度〈その1〉として、もう一度抽象度の基本から再度説明していきます。次回以降に私がこの抽象度をどのように活用し成果結果を上げていったのかをお伝えしていきたいと思いますので、最後までぜひ期待して読んでください。

まずは再度基本説明から始めます。
先ずは抽象度を上げる下げると言うふうによく表現します。

この抽象度を上げるとはどういう意味でしょうか?簡単に言えば、物事の共通項を探し出し大きな括りを作っていくことになります。

では反対に抽象度を下げるとはどういう意味でしょうか?それは大きな括りから具体的なアイデアを出していくと言うことになります。

具体例を挙げて説明していきます。
例えば、ポメラニアン、ブルドック、ダックスフンド。これらの抽象度を上げるとどうなるでしょうか?ヒントは共通項は何なのかと言う視点。その共通項を探し出し大きな括りを作っていくことが抽象度を上げるという考え方なります。

如何でしょうか?答えを思いつきましたか?
回答はいろいろあるかもしれませんが、共通項は犬でも可能だし、ペットでも可能です。何を共通項にするかによって括り方が変わってきます。

ですからポメラニアン、ブルドック、ダックスフンドの抽象度を上げていくと、その答えは犬やペットとなります。あるいはその他にも答えはたくさんあるはずです。

それでは次に移ります。
大きな括りである犬やペットの抽象度を下げていくと答えはどうなるでしょうか?たくさんの答えが出てくると思います。

大きな括りを犬とするならば、ポメラニアン、ブルドック、ダックスフンド以外に柴犬、チワワなど他の犬を思いつくことができます。

大きな括りをペットとするならば、ポメラニアン、ブルドック、ダックスフンド以外に猫、小鳥などを思いつくことができます。

こういった大きな括りから具体例を挙げていくことを抽象度を下げると言う考え方だと考えてください。

抽象度を上げる、抽象度を下げるその具体的内容を簡単に説明しましたが、ここまではOKてしょうか?

では犬の抽象度を上げるとどんな回答になるでしょうか?何か答えは思いつきますか?

回答は多さんあると思いますが、答えは動物でも構いませんし、さらに大きな括りで考えると哺乳類でも構いません。犬は動物と言うカテゴリーの一つだし、さらに大きな哺乳類と言うカテゴリーの一つでもあります。

では今度は動物の抽象度を下げればどのような答えになるでしょうか?答えがたくさんあるというのはもう既に分かってもらえると思います。

例えば馬でもいいし猫でもいいし猿ても結構です。その他思いつく動物は全て答えとなります。

如何でしょうか?
これで抽象度に関して理解は進んだでしょうか?抽象度を上げると限りなく大きな括りができ、抽象度を下げると限りなく小さなアイデアが出る、そんなイメージで充分です。

結局はこの抽象度の上げ下げで大きな思考空間ができていくわけです。私はこの思考空間を思考のピラミッドと名付けていますが、抽象度を上げれば上げるほと大きな思考のピラミッドができていくわけです。当然そのピラミッドは大きくなればなるほど、そこに含まれる情報量っていうのは多大になるわけです。

最初は点から始まり、次に線に変わり、その後面に移り変わり、空間へ移行していく、ここまでであれば3次元空間ですが、それから時間軸を加え4次元空間を自分の想像力で作り上げていく。そんなイメージです。その4次元の空間から最初の点を見下ろすしてみるとその点に対する見方が変わっていくと言うことです。

この抽象度をマスターしていくには少し訓練と時間がかかります。最初は慣れず辛くてしんどいかもしれませんが、慣れてきて成果結果が出てくるようになると、どんな物事を考えるにしても大きな俯瞰的な視野で物事を捉えることが可能になり発想力が周囲と大きく違ってくるのは言うまでもありません。

私は結果として超一流大学出身の気合の入ったエリート上司にも仕事の議論で負けないようになり、自分の発想力が以前とは大きく変わっていることを実感しています。

次回以降にこの抽象度と言う考え方を如何に自分のゴールへ活かしていくか、如何に仕事で活用していくか、如何に自分の悩みを克服する手段にしていくか、その応用例を挙げて説明していきたいと思いますので是非期待して待っていて下さい。

この抽象度があなたの人生のかけがえのない大きな武器に変わり、あなたが周囲から一目置かれる存在となり、人生がより楽しくなることをぜひ期待しています。




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