人間関係

人間関係の極意、それは頑張らないこと




私はよく昔こう頑張っていた、
この人に合わせよう
この人に気に入られよう
この人に認めてもらおう

別にこれらを完全否定するつもりはないが、私の経験から言えば、合わない人はいくら頑張ったって合わないということ。

合わないといっても人それぞれの捉え方があるかもしれないので、私なりにその言葉の意味を先ずは考えてみたい。

私がまず思い浮かぶのは、
相手の目になかなか合わせることができない。
相手と話す時うまく間をとることができない。
相手と何を話せばよく分からないから、無理に話しを続けようとしてしまう。
相手との間に微妙な変な空気が流れ始める。

これが私の考える合わないと言うこと。
この合わない人とうまく合わせる方法はあるだろうか?と私は昔よくこの質問を自分に投げかけていた。結論から言えば、お察しの通りその質問自体が無意味な質問だ。なぜなら実現不可能な問いだからだ。

私もいろいろ試した結果、こんな結論に達した。
こればかりはいくら頑張って努力したって、人の力で解決できるものではない。世の中には自然に馬が合う人、一生懸命頑張ったって馬が合わない人、その両方がいるようにできているという事実。

私が考えた最適な解は、合わない人とは精神的にも物理的にも一定の距離を保つ、それに徹することに決めたのだ。

合わない人に無理に合わせようとする発想自体そのものが間違っていると完全に割り切った。

相手の人が良い人悪い人と言う話ではなく、相手もあなたと一定の距離を保ちたいと思っているとことも理解してあげるべきだ。

そこを無理に距離を縮めるよう努力してしまうとお互いにこの人とはやっぱり合わないなと距離を更に広げる結果になってしまう。

あなたの遺伝子がもう無理と叫んでいるなら素直に遺伝子の声に耳を傾ければ良い。

合わせようと決して頑張って無理してはいけない。それは相手にも無理な負担を強いていることに気づくべき。

あなたの為ではなく、相手の為に精神的にも物理的にも一定の距離を置く。そう考えれば、あなたの肩の荷が下りるはず、気持ちがスッーと楽になれるはず。

それからあともう一つ重要な事は、あなたが合わない人に意識を向けるのではなく、合う人に意識を向けるよう努力すること。

人はどうしても”ない”ものに目を向けがちだが、”ある”ものに目を向けるよう心がけること。その上であなたが合う人に感謝することが大切。

仕事、家族の人間関係も合う合わない、いろいろあると思うが、”ある”ものに意識を向け感謝していく、その心持ちがあり続ければ、あなたが全てのことに対して感謝する度合いも高まるはずだ。




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