エフィカシー

奇跡を全く意識していない時に起こる




私は以前よく自分には奇跡が起こるとアファメーションを繰り返していた。何度も何度も奇跡は既に起きていることに感謝しますとアファメーションを繰り返していた。

確かにゴール達成に向けて障害物が自然に取り除かれ、自分にとっては理想の状態になってきたのは事実だった。その意味ではこのアファメーションを繰り返したことに間違いはなかった。

では今はどうか?
そのアファメーションをしていないが、そのアファメーションをしない今の方がより現実が最高に近づいてきている感じがする。

いやもっと正確に表現すれば、奇跡は起きるのは当然だと思っていてこのアファメーションをする必要がなくなったのだ。奇跡とは滅多に起きないものだから奇跡と言う。ただ自分の頭の中では奇跡は起こって当然なものに置き換えられている。起こって当然なものにわざわざアファメーションをする必要がないというのが私なりの理屈。

勘違いしないで欲しいが、そのアファメーションを続けても正解なのだ。それはそれで効果があり有効な方法に決まっている。

ただそのアファメーションがあなたの頭の中で完全に溶けてなくなるくらいあなたの意識と一体化し、奇跡が起こるのは当然と言うマインドセットの方が心強いし頼もしいと思うのは私だけだろうか?

最近は奇跡と言う言葉自体が思い浮かばない。
仮にたまに思い浮かんでも、奇跡は起こって当然と一蹴している。起こって当然なものは奇跡と言わない。だからわざわざそのアファメーションもしていない。

今は一心不乱に無我夢中に脇目も振らず日々淡々と物事に集中していて、常にゴール達成の臨場感を高めに高めている。奇跡と言う言葉が入る隙間がないくらいに。

ある意味あなたの意識が奇跡という言葉から完全に離れ、奇跡という言葉があったと思い出すくらいが丁度良いかもしれない。

奇跡を信じたいではなく、奇跡が起こるのは当然だから奇跡なんて意識する必要はないという意識の方が遥かに心強い。

それだけエフィカシーが高くなり、ゴールへの臨場感が高まっている証拠。脳内がその臨場感で満たされていれば、ゴールを達成する当然意識は高くなり、次々と将来の理想的なイメージが映像化されているはず。そこに言葉が入る隙間がない。

これは人それぞれの考え方だが、奇跡という言葉をあなたの辞書から消去するのも一つの考え方。奇跡は起こって当然のものなのだ。当然起こるべきものは奇跡とは呼べない。奇跡という概念が完全に脳内からなくなってしまうほどゴール達成の臨場感と一体化していくのも一つの考え方、ご参考まで。




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