いきなり少し挑発的なテーマになりますが私は正直告白します。
私は以前まで人のやり方を真似ることを完全に舐めていました
完全に舐めているとは、
自分より格上の人のやり方を見ても自分のやり方には合わないと自分の頭で勝手に判断してしまい、
全く何もやらないか或いは上っ面だけ真似をしていい気になっていつの間にかそれがコンフォートゾーンになってしまいそこから抜け出すことが出来なかったのです。
皆さんはいかがでしょうか?
あなたよりも周囲の優れた人のやり方を見て実際に自分の行動に落とし込ん積極的に真似をしようとしていますか?
それは具体的にどんなことでどれくらいの頻度で真似することを意識して行動されていますか?
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何故真似することが大切なのか?
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どれだけ真似しているか話しを進める前に真似することが何故大切なのでしょうか?
皆さんは守・破・離と原則を聞かれたことあるでしょうか?
この守・破・離の原則は物事が上達し独り立ちできるプロセスを見事に表している言葉だと思いますが、職人の世界を例に挙げて一度説明していきます。
先ず守の段階、
どの職人の世界でも修行期間というのが存在します。簡単に言えば師匠の背中を見て技術を徹底的に真似る期間です。
ここで自分のコンフォートゾーンがどうこうと語る権利はありません。
自分のコンフォートゾーンを破壊し徹底的に師匠のコンフォートゾーンを取り入れ自分のコンフォートゾーンを再構築していく必要があります。
そして師匠から習得した技術を師匠の前で実演し合格と出ればそこからようやく独り立ちができる世界です。
その独り立ちが守から離れる段階です。
次に破の段階、
師匠から学んだ型を一旦破る技術の基本を体感レベルでマスターしていればメンターや師匠から学んだ型を一度破ることも可能です。
既に本質を捉える基礎能力があるので師匠から学んだ型を破っても本質を踏まえながらいつでも型を再構築することが出来るからです。
最後に離の段階、
師匠から徹底的に学び取り構築した技術をさらに進化させるために自分なりに創意工夫していく段階です。
自分なりに創意工夫した型が新たな技術となればあなた独自のオリジナリティでお金を稼げる状態になります。
真似るとはまさしく守・破・離の守の段階で物事が上達するプロセスの一番最初の段階になるわけです。
真似ることで成功するための基本の型を
身に付けていくわけです。
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真似することを舐めていた原因
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真似することが大切と頭の中で理解しておきながら、私は何故真似することを舐めてしまったのでしょうか?
その理由は非常にシンプルです。
真似することで自分が成功した経験がなかったからです。
いやもっと正確に言えば上手くいくまで徹底して真似していなかったからです。
上手くいくまで徹底して真似をしていなかったから成果結果を出すことができず
真似することの本当の重要性を理解できずにいたことが真似することを舐めていた本当の原因になります。
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真似するとはどういうことか?
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では真似するとは具体的にはどういうことでしょうか?
どうすれば真似できたと言えるのでしょうか?
コーチングビジネスの話しで例えていくと、
あなたがコーチとして稼ぐためにはあなたのポジショニングが非常に大切になります。
そのポジショニングをゼロからあなた独自のものを築き上げるようになるにはビジネスでの成功と失敗を何度か経験する必要あり、
ビジネスを始めたばかりの人にとりポジショニングをゼロから作っていくのはかなりハードルが高いものになります。
ですから最初は売れている人の商品を研究することが大切になります。
私の場合はどうしたでしょうか?
私は人から直接聞いた一次情報や自分でネット検索をして数多くのコーチの商品を研究しました。
その結果コーチングスクールでコーチング理論を学んでも成果結果が出ない人が数多くいることに気づきました。
そしてコーチング理論を学んでも成果結果が出ない人が如何に成果結果を出していけるかという商品で売っているコーチも僅かながらいました。
私はそのコーチの商品を徹底研究してブログに何を書いているか何をキーワードにしているか毎日確認していきました。
そして同じテーマの内容で自分の体験をベースに自分の言葉に置き換えて情報発信を続けていくと一ヶ月10人のメルマガ登録者を連続して達成できるようになったのです。
これが私にとって本当に真似をした最初の経験になります。
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真似することがオリジナリティの出発点
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もしあなたが今までの自分のやり方で成果結果が出ていないのであればそのやり方を潔く全てゴミ箱に捨てて下さい。
全てゴミ箱に捨て去って師匠やメンターの背中を見て徹底的に盗むことが非常に大切になります。
そして少なくとも一つの思考行動習慣を自分の違和感のないレベルまで行動に落とし込むまでやり続けることが非常に大切になります。
師匠やメンターと一心同体になっている気分でやり続ければ良いです。
そこで一つ成功体験を掴めれば真似することの大切さが分かるようになり更に真似をするスピードが加速し成功体験が確実に積み上がっていきます。
ある一定の成功体験を積み重ねその後にあなたのオリジナリティーを発揮すれば良いのです。
それがあなたのブランドになっていくのです。
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まとめ
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本日のお話は如何だったでしょうか?
私はなぜ真似することを舐めていたのかと言うテーマでお話をしていきましたが
皆さんも同じような経験はなかったでしょうか?
真似をすることは守・破・離の守の段階で物事が上達するための一番重要なステージです。
上手くいっている人の思考行動習慣やアイデアを真似ていくからこそ成功するための基本の型があなたのコンフォートゾーンに構築されていくのです。
いつまでも成果結果が出ていない人は自分なりの創意工夫で自分なりの判断でグルグル堂々巡りしてしまい、
いつまでたっても成功するための基本がコンフォートゾーンに構築されていかないのです。
まずは徹底してメンターや師匠の背中を見て一つでも良いから真似し続け一つの成功体験を収めていくことです。
その成功体験の積み重ねがあなたが成功するための基本の型となりやがてそれがあなたのオリジナリティーを生み出していくのです。
最初は冴えないオリジナリティーよりも優れたイミテーションが大切だと言うことになります。
あなたがメンターや師匠から一つでも多く技を盗み取り次のステージへ大きく飛躍するための土台が出来上がるよう心から応援しています。
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