一般のビジネスの常識ではクライアントに契約していただくと言う表現を使います。
当然ながらそれは礼儀上必要な表現だと思いますが、
コーチングビジネスに限らず売れているセールスパーソンは、
例外なくクライアントに契約してもらうと言う考え方ではなく、
クライアントに契約してあげると言う考え方を強く持っています。
ただしこれは傲慢と言う考え方ではないのでご注意下さい。
傲慢とは自分の利益のためだけに自分だけが得をするやり方でやることを意味しますが、
クライアントに契約してあげると言う考え方はこの高慢とは対極にクライアントのために契約してあげると言う考え方です。
決して自分の為ではなく相手の為にと言う考え方です。
今回はコーチのセールスでの心構えについてお話ししていきたいと思います。
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セールスに対する罪悪感
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あるコーチング協会ではセールスはしてはいけないと教えているので、
コーチの中でもセールス対して本質を理解することなく罪悪感を持ってしまい距離を置いている方も少なからずいると思います。
ただしコーチングビジネスでゼロから月30万円安定的に稼いでいくためにはセールスの力は必ず必要になります。
あなたがある業界で確固たるブランド力を既に持ち大きな影響力があればコンテンツ力だけで高額商品を販売することも可能です。
ただし今コーチングビジネスを始めたばかりでブランド力もなくコンテンツ力も磨きをかけている途中であれば間違いなくセールスの力は必要になります。
その現実をしっかりと理解しないでコーチングビジネスを始めてしまうと本当に稼げないコーチになってしまいます。
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コーチングビジネスでのセールスとは何か?
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コーチングビジネスにおけるセールスとは何でしょうか?
マーケティングとはあなたの商品でポジショニングに合っているクライアントを目の前に連れてくることであり、
セールスとはクライアントの現状を聞き出し未来本当はどうなっていきたいのかを思う存分想像してもらい、
未来と現状のギャップを埋める商品を提示した上でやると決断させてあげることがセールスです。
やると決断してもらうことではなくやると決断させてあげることが本当のセールスであり、
それが売れるコーチになる為の鉄則です
ではなぜ決断してもらうと言う発想ではなく決断させてあげると言う発想が出てくるのでしょうか?
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売れるコーチと売れないコーチの違い
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決断させてあげると言う発想の根底には
クライアントが自分のコーチングを受ければ確実に大きく変わっていく確信があります。
クライアントが確実に変わっていく確信があるからクライアントに決断させてあげると言う表現が出てくるのです。
クライアントか変わっていく確信が中途半端であればクライアントに決断してもらうと言う何か頼りない弱々しい表現になってしまいます。
それでは体験セッションの際クライアントが決める場面においてもクライアントがあなたのコーチングを受ければ確実に変わっていく確信が芽生えません
だから成約できる場面においても成約できず売れないコーチの現状が続いていくわけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーどうすれば決断させてあげる意識を持てるのか?
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ではどうすればあなたコーチがクライアントに決断させてあげると言う意識を強く持つことができるのでしょうか?
それはあなたコーチが実際にメンターを持ってメンターの指導を受けながら小さな成果結果を積み重ね次のステージに上がり稼げるコーチになっていることが必要不可欠です。
実際に自分がコーチングを受けて稼げるようになっているからクライアントもこうすれば稼げるようになると自然に確信が出てくるようになります。
自分がコーチングを受けずにクライアントへ自分のコーチングを販売して最初は成功する人もいますが決して長くは続きません。
まずはあなたコーチがメンターからいろいろフィードバックを受けながら成果結果を出し続けていることがクライアントへ契約してあげる意識につながっていきます。
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あなたが契約してあげれなければクライアントはどうなるのか?
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あなたが自分のコーチングに自信が持てずクライアントと契約してあげなければクライアントの未来はどうなるのでしょうか?
半年後も一年後も同じコンフォートゾーンの中にいて、
自分の意志の力で
自分なりの創意工夫で、
自分が知らない新しい世界があることに気づかず
同じ迷路をグルグル回っている可能性が非常に高いでしょう。
だからあなたがそのクライアントを必ず助けて成果結果を出させる覚悟が必要になるわけです。
あなたコーチがその覚悟をしっかりと持ち体験セッションに臨むからクライアントは自分の未来へ希望を持てるようになることを決して忘れてはいけません。
その結果クライアントはあなたのコーチングを受けると決めることができるわけです。
ですからクライアントの未来はあなたコーチの覚悟にかかっているわけです。
あなたがその覚悟をしっかりと持っていくためには何か弱々しい契約してもらうと言うような表現は一切やめることです
あなたコーチは契約してあげる存在なのです。
あなたコーチが契約してあげるからクライアントは確実に変わっていくわけです
その覚悟をしっかりと持ってクライアントに今いるコンフォートゾーンから大きく飛び出してもらうことがあなたの役割になるわけです。
その役割が出来なければコーチの存在価値は私はないと思います。
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まとめ
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今回はコーチのセールスに対する正しい考え方を述べてきましたが如何だったでしょうか?
大半の売れていないコーチはクライアントに契約してもらうと言う発想になっています。
その発想をクライアントに契約してあげると言う発想に変えなくてはあなたはいつまでたっても稼げるコーチにはなりません。
そしてその発想を持つためにはあなたが実際にメンターからコーチングを受けて
成果結果を出し続けていることが大前提になります。
自分が成果結果を出し続けているからそのやり方も熟知するようになり、
クライアントも同じようにやれば成果結果を出し続けることができると確信を持てるようになるわけです。
その結果あなたコーチはクライアントと契約してあげる発想が持てるようになるわけです。
そうなればあなたはすでに稼げるコーチの仲間になっていることでしょう。
あなたがセールスに対して正しい理解を持ちクライアントのために契約してあげる発想で一早く稼げるコーチの仲間になることを心から応援しています。
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