成功している人の書籍を読んだり、動画を見たりして自分で創意工夫し頑張ることは素晴らしいことだと思います。
ただしいくら試してもなかなか成果結果が出ない人は以下のポイントを一度考えてみて下さい。
そのポイントは大きく二つあります。
一つ目は、本当にその言葉の本質を理解してやっているかということ
二つ目は、その言葉を行動に落とし込む際に自分のコンフォートゾーンでやってしまっていないかということ
この二つについて説明していきます。
まず一つ目、本当にその言葉の本質を理解してやっているかについて
コミュニケーションでよく問題になるのが、
発信者の言葉の表面上の部分だけ捉えてしまい、
受信者は最初から大きくズレた行動を取るようになるか、
或いは微妙にズレてきてそれが積み重なり大きな相違を生んでしまうかのどちらかです。
例えばwant toと言う言葉ですが、発信者がどれだけの情熱をwant toに込めているか受信者には分かりません。
発信者は本気で真剣な気持ちを彼なりの表現でwant toという言葉に凝縮しているかもしれません。
受信者が仮にその言葉をただ単にこうなったらいいレベルで考えてしまうと、
この最初のズレは思考、判断、行動を繰り返している内に益々大きくなるのは目に見えています。
発信者がその受信者の行動を見れば、あなたは私の言っていることを全く理解していないということになります。
言葉だけで本当に理解し合えるのには条件があります。
それは同じレベルのコンフォートゾーンを共有している人だけです。
同じコンフォートゾーンを共有している人であれば、言葉だけで、お互い同じ臨場感をある程度共有できるからです。
同じ臨場感を共有することは言葉で伝わらない肌感覚の部分も共有することになります。
だから物事の本質を外さず捉えることが可能になり、行動にズレが起きません。
同じコンフォートゾーン、同じ臨場感が言葉の表面上の理解だけに陥らない大切な鍵となります。
そして二つ目は、その言葉を行動に落とし込む際に自分のコンフォートゾーンでやってしまっていないかということ
人はコンフォートゾーンの外の世界に対して恐れや不安を感じます。
それを乗り越えようと思ってもホメオスタシスが猛烈な抵抗を見せます。
だから頭で分かったと思ってやってみても身体がついてこない。
例えばもっとスピーディに動けと言われても、言葉では理解できるが、実際の相手の行動を目の前で見ないとスピードに対する臨場感が湧いてきません。
臨場感が湧かないと真似しようと思っても、真似はできません。
真似したつもりになってやってみても、自分のコンフォートゾーンの中で一時的な物マネに終わってしまいます。
どれだけ同じ臨場空間を共有するかが、自分のコンフォートゾーンでやってしまわない大切な鍵になります。
以上の二点が成果結果が思うように出ていない人が考えるべきポイントです。
高いハードルかもしれませんが、大きく飛躍する為にはこのハードルを乗り越える必要があります。
ではどのような状態になれば、そのハードルを乗り越えたと言えるでしょうか?
それはあなたがあなたの言葉で成功者の言葉を豊かに表現できるようになった時始めてハードルを乗り越えたと言えると思います。
その時始めて成功者の言葉を臨場感を伴って自分のものに出来たということになります。
言語以外の五感、つまり肌感覚の部分を、如何に自分の言葉で表現できるようになったが見逃せない鍵になります。
あなたが一刻も早く成功者の言葉を自分のものにして大きな成果結果を出されることを心からお祈りします。
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