今日は認知科学式コーチングを学んでもゴールを達成できない人の1つの大きな特徴についてお話ししたいと思います。
皆さんは認知科学式コーチングを学ばれている際にwant toと言う言葉が大切という事は聞いたことがあると思います。
このwant toと言う言葉は本当に大切なんでしょうか?皆さんはどう思われるでしょうか?
結論から言えば、私はこの言葉は非常に大切だと思います。ただし条件があります、それは自分がやりたいゴールそのもの自体に対してwant toが極めて大切だ言うことです。
周りが止めても本当にやりたいそれが真のwant toだと私は思っていますが、その考え方は人のポテンシャルを発揮していく上で極めて大切な考え方です。
このwant toがないと当然モチベーションが上がらないし、人のクリエイティビティーは不十分のまま終わってしまうと思います。だから自分のゴールに対してはwant toが極めて大切な考え方になると思います。
ただしこのwant toが大切になるのは自分がやりたいゴールそれ自体に対してです。そのゴールに至るまでの道筋はいろいろあるかと思いますが、その道筋一つ一つに対してwant toかwant toでないかを一番大切な基準として考えてはいけないと言うことです。必要な事は最初はwant toでなくてもやらないといけないと言う当たり前のことを言っているわけです。
ただ私が見ている限り最先端のコーチング理論を学んでいる人で全ての物事に対して最初からwant toにこだわりすぎる人があまりにも多いのです。それが大きな問題だと言ってるのです。
例えば周りに独立起業して成功したいと言う人がたくさんいるのでそれを例にしてお話しします。
独立起業して成功したいそれ自体が自分の本当にwant toであれば、それは素晴らしいことだと思います。しっかりと用意周到に準備してどんどんやればいいと思います。
通常考えれば独立起業つまり自分のビジネスを持つには、マインドセット、商品、ビジネスプラン、マーケティングスキル、セールススキルなどが必要になるのは言うまでもありません。
例えばこの大切な一つ一つの事柄に対して自分がwant toだからやる、自分がwant toでないからやらないといったそんな馬鹿げた選択はあるでしょうか?
一般常識から考えれば分かる通りそんな選択はあり得ませんし、そんな子供じみた甘い考えでは自分のビジネスなど持てるはずがありません。
自分のビジネスを持つにはマインドセット、商品、ビジネスプラン、マーケティングスキル、セールススキルの一つが欠けても上手く機能はしません。上手く機能がしないと言う事はあなたが生活できないと言うことです。
これら5つの事柄はあなたがwant toであろうとなかろうとやらないといけないのです。自分のビジネスを持つためには必須事項なのです。
最初はwant toでなくても頑張って自分が得意になればそれはwant toに変わります、ただそれだけのことです。そこを最初からwant toであるかどうかを絶対の基準として、やるかやらないかの判断材料にしては駄目だと言うことです。
あなたが会社員として働いている場合、その仕事を振り返ってみてください。入社したての頃はいろいろ大変で辛いことがあったかもしれません。ただ自分が頑張って得意になって周りから一目置かれるようになると当然面白いと思うし仕事にやりがいが生まれてくると思います。自分のビジネスを持つこともそれと全く同じだと言っているのです。
自分のゴールに対してはwant toを極める、ただしそのゴールを達成するために必要な事はwant toであるかどうかをやるかやらないかの基準として考えず、あなたのメンターの指示に従うことです。
その結果あなたがwant toでなくてもやらないといけない事はやっていく、そしてそれを自分の得意なものに変え楽しんでやっていく、そういった姿勢が一番大切になると思うし、あなたのゴールに対するwant toの度合いをますます上げていくことになると思います。
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