オグケン便り

認知科学式コーチングをYouTube動画や書籍でいろいろ学んでみても成果が上がらないといった事はよく無いでしょうか？

YouTube動画でプロのコーチたちが言っているアドバイスに耳を傾けたり、書籍で書いているメソッドをいろいろ試してみたり、でも思うようになかなか成果が上がってこないといった事はよく無いでしょうか？

挙句の果てはスクールに通って、さらに多くのことを吸収しようと心意気はあるんだけれども、期待している効果が出ているのか出てないのかよく分からず、コストパフォーマンスが高いのか低いのかよく分からないといった事は良くないでしょうか？

以上は私がすべて経験したことです。
結論から言えば効果があるのかどうかよく分からないとあなたが思っている状況では、あなたはいくら最先端のコーチング理論を学んだとしても無駄になります。

勘違いして欲しくないのは、最先端のコーチング理論は無駄と言うことではありません。最先端のコーチング理論は間違いなく有効なものです。あなたがその最先端のコーチング理論を無駄にしていると言うことです。

ではどうしてあなたは最先端のコーチング理論を無駄にしてしまうのでしょうか？

それはあなたのマインドセットに大きな問題があるからです。あなたが何となくできればいいな、やれたらいいなと言ったあなたの中途半端なwant toそのものが大きな問題だと言うことです。

簡単に言えばあなたが全く本気になっていないのです。本気になっていなければあなたがいくら知識があってスキルがあって有能だとしても、期待する成果は決して出て来ません。

ではなぜあなたが中途半端なwant toに終わってしまうのでしょうか？なぜあなたは本気に取り組むことができないのでしょうか？

その理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は、あなたがどっちつかずの状態で、そのどっちつかずの状態があなたにとって心地よい状態になり、自己満足してしまっている。

2つ目の理由は、あなたを叱咤激励してくれるメンターがいないから。

この2つがあなたが本気に物事に取り組めず最先端のコーチング理論を無駄にしてしまっている大きな理由になります。

それでは1つずつ説明していきます。
まず1つ目の理由、あなたがどっちつかずの状態にいることが、あなたにとって心地よい状態になり、その状態に自己満足してしまっているから。

どっちつかずの状態とはどういうことでしょうか？これは私が経験したことですが、今は会社員だけれども、将来は独立起業してやっていきたいということが挙げられます。

私は決して会社員を今直ぐやめて独立起業をしなさいといった無謀な話をしているわけではありません。あなたに会社員以外の収入口がなければ会社員をやっていくことは必要になります。私が言ってるのはあなたのマインドセットの問題です。
あなたのマインドセットがどっちつかずの状態であることが大きな問題だと言っているのです。

あなたが本気で会社員を辞めて独立起業していきたいのであれば、あなたは既に独立起業している本気のマインドセットで、会社員としての仕事をしっかり続けながら成果を出し、独立起業へ向けて本気で用意周到な準備をしてくださいと言うことです。

そのマインドセットができていなくて今は会社員であるけれども将来独立起業できればいいなといった中途半端なwant toではいくら最先端のコーチング理論を学んでもあなたのゴールは達成できないという現実を直視してください。

私は正直こう思います。中途半端なwant toで将来は会社員をやめて独立起業したいと思っているのであれば、いっそうのこと独立起業という夢物語を追うのは諦めて、会社員として出世を目指したほうがいいと思います。独立企業が中途半端なwant toで達成できるほど、この世の中は甘くはありません。

冷静に考えてみて下さい、あなたが独立起業したい分野ではその道のプロたちが命を張って懸命に日々戦っているわけです。彼らを守ってくれる組織はありません、頼りになるのは自分1人だけです。

もう既にあなたには組織のバックアップがない、誰も守ってくれない、頼りになるのはあなた1人だけの状況でも最後まで戦っていく覚悟をあなたは持っているでしょうか？その覚悟がないのであれば、あなたは本気のマインドセットができていないことになります。

この本気のマインドセットだけは誰もあなたの代わりにすることができません。どうすればこの本気のマインドセットができるのですかといった話でもありません。あなたがするかしないかそれだけです。あなたが二者択一していくしかないのです。誰も助けてはくれません。

この1つ目の話は非常に厳しい話となりますが、厳しいので誰もあまり話したがらない話しを敢えてここでしています。でないと中途半端なwant toであなたの貴重な時間とお金を最先端のコーチング理論に費やす事は無駄だと経験上分かっているからです。

ただしどっちつかずの状態ではなく、あなたが全ての結果を受け入れる覚悟を持ち、本気の決断をしていけばこの最先端のコーチング理論はあなたを大きくサポートし、あなたを大きく飛躍させる事は間違いありません。

それでは2つ目の説明に移ります。
それはあなたを叱咤激励してくれるメンターがいないことです。叱咤激励してくれるメンターがいないから、あなたはいつまで経っても自分の現状の中コンフォートゾーンの中に甘んじてしまいあなたの未来のゴールに本気に取り組むことができないのです。

人にはRAS(網様体賦活系)と言う脳の仕組みがあります。簡単に言えば人は自分が重要と思える事しか見ることができないと言う脳の仕組みです。

例えばあなたが1年後アメリカに留学したいと思ったとします。そんな気持ちを持って外に出かけてみると、留学に関係する事柄が自然と目に入ってくるようになります。

例えば英会話学校の看板であったり、英語を勉強する教材の広告であったり、今までも見えていたはずの情報がいきなり自分の意識の中に上がってきます。これがRASの仕組みです。

ただし逆に言えば自分が重要でないと思っている情報は仮に自分が認知できる空間の中にあったとしても重要と思っていないので自分の意識の中には上がって来ません、その見えない部分をスコトーマと言います、簡単に言えば盲点です。

人はRASがあるから自分にとって重要と思われる情報が見えてくるし、逆にそれが盲点を作っていることになります。人は常に自分が重要と思えることに意識を傾け行動していますから、このスコトーマつまり盲点も常にあり続けるわけです。

何故このRASの話をしたかと言うと、人は自分のコンフォートゾーンの中で常に何が重要かと考えていると言うことです。自分のコンフォートゾーンの中で考えた重要なこととは、仮にあなたが上手くいっていないのであれば、上手くいかない原因を更に作っていることになります。

そんな時はあなたのコンフォートゾーンの外の視点が必ず必要になります。あなたの内側の中を引き出してばかりでは意味がありません。あなたのコンフォートゾーンの外からの視点で、あなたにしっかりとアドバイスを与えてくれるメンターが必ず必要になります。

そのアドバイスとは時には厳しいことも当然ながらあります。あなたが厳しいと感じるのはあなたのコンフォートゾーンの中にない考え方だからです。ですから厳しいと思えれば思えるほどあなたはコンフォートゾーンを徐々に拡大していっているわけです。ですから人は変わるのです。

甘い言葉ばかりではなく、本当にあなたが良くなることをイメージしながら本気であなたを叱咤激励してくれるメンターの存在ほど心強いものはありません。

時にはあなたが大きなショックを受けたり、衝撃を受けたりすることがあるかもしれません。だから良いのです、だからあなたは変わることができるのです。逆に大きな衝撃を与えることができなければあなたのメンターとなる資格はありません。

あなたがこのメンターを持つことによって、そして定期的に指導を受けることによって、あなたが大きな刺激を受け物事に本気で取り組んでいけるようになります。あなたのコンフォートゾーンの中で甘んじていては決していけません、コンフォートゾーンの外の視点を取り入れあなたを本気にしてくれるのがメンターの役割だと私は思います。

最先端のコーチング理論を学んでも無駄になる原因を2つ話しましたが、如何だったでしょうか？

1つ目の原因はあなたがどっちつかずの状態に自己満足してしまっているから。その状態を打破していくためにはあなたがすべての結果を受け入れる覚悟で本気の決断をしていくことが大切になります。本気の決断とは如何にその決断をするかと言うことではなく、あなたがその決断をするかしないかの二者択一です。

2つ目の原因はあなたを叱咤激励してくれるメンターがいないことです。定期的に指導してくれるメンターがいないことで最大のデメリットはあなたのコンフォートゾーンの外の世界が分からないことです。

このコンフォートゾーンの外の世界は時間が経過すれば分かると言うものではありません。時間がいくら経過しても分からないものは永遠に分かりません。メンターを持つことによって一刻も早くコンフォート外の世界をあなたのコンフォートゾーンにしていくことです。

本気のマインドセットをして、あなたを叱咤激励してくれるメンターを持つことによって、あなたは間違いなく最先端のコーチング理論を自分のものにすることができるようになります。それがあなたが未来の最高のゴールに向けて大きく飛躍する最初のステップなのです。あなたが最先端のコーチング理論をマスターして未来の最高のゴールへ一歩一歩確実に近づけるよう心から祈ってます。