私が人生を振り返りつくづく思うのは、人は現在の人間関係に翻弄されてしまうということです。
当然家族との人間関係、会社での上司、同僚、部下あるいは取引先との人間関係、学生時代の友人との人間関係、様々な人間関係があるかと思います。どれ一つとっても非常に大切で、これらの人間関係を豊かにすることで、あなた自身も豊かな人生を歩むことができると思います。
ただここで一つ皆さんに新たな視点を加えて頂ければと思います。それはもしあなたが未来にこんなことをやりたい、あんなことをやりたいといろいろなゴールがあるとすれば、そのゴールを達成するための人間関係作りが今できているかどうかと言うことです。
皆さんは如何でしょうか?
皆さんの未来の素晴らしいゴールを達成するために必要な人間関係作りが今できているでしょうか?
仮に今その人間関係作りが出来ていなかったとしても、今後こんなふうに作っていきたい、あんなふうに作っていきたい、と言う考えはお持ちでしょうか?
それぞれいろいろな状況があると思います。
ただ結論から言うと、皆さんの未来の素晴らしいゴールが達成できるかどうかは、皆さんが今ゴールを達成するために必要な人間関係作りができているかどうかで決まってきます。
現在の人間関係を良好に維持すれば、未来の素晴らしいゴールが達成できると言うものではないと言うことです。確かに現在の人間関係を良好に維持すればするほど良いのは誰もが分かっていると思いますが、それだけでは決定的に不足していると言うことを皆さんにお伝えしたいのです。
私が以前そうでした。
私の場合はこれをやりたいと言う未来のゴールを持っていましたが、そのゴールを達成するための人間関係を積極的に作っていませんでした。正確に表現していくと、未来のゴールを達成するためにどんな人間関係づくりが必要なのか深く理解していませんでした。メンターはいた方がいいんだろうそんなレベルでした。
自分の考えがそんなレベルだったので、自分の目の前の状況もそんなレベルの現実でした。ですから自分の未来のゴールは夢物語で達成できないであろうと薄々感じているような状況だったのです。
そこから最初は小さな決断の連続でしたが、素晴らしいライバルと巡り合い、叱咤激励してくれるメンターと巡り会うことにより、目の前の現実が完全に変わってしまったのです。そうなっていくには当然ながら先ずは自分が本気の決断をして、その強い思いを継続していく仕組みづくりが必要不可欠になるのは言うまでもありません。
メンターとライバルのこの2人との出会いだけで自分の未来の最高のゴールに一歩一歩着実に近づいてるそんな確信が日々高まっているのは事実です。
この確信が高まることによって、自らゴールに近づいていく、あるいはゴールが勝手にこちらに近づいてくる、そんな感覚を覚えてしまうのです。言葉で表現するとこうなってしまうのですが、実際の感覚は経験してみないと分からないと思います。
皆さんは今の自分を振り返って如何でしょうか?
もし未来のゴールを達成する人間関係づくりができていなければ、遅いと言う事は決してありませんので、最初はほんの少しの行動で全く問題ないですから、今この瞬間からその小さな行動をしていくことです。
そのほんの小さな行動が積み重なっていくと、やがて大きな決断をしていかないといけない状況に巡り会います。
そこで大きな決断をしてメンターとライバルに巡り会い彼らとの交流を継続していくと、目の前の現実が一気呵成に変わり始めます。
単利の力ではなく、複利の力で勢いがつき、一気呵成に変わり始めるから、私は始めるのに決して遅い事はないと言っているわけです。自らの現実が勢いよく変わってしまう感覚を覚えると、もう元には戻れなくなります。
その状況を構築するには、自らのお金と時間を未来のゴール達成のための人間関係作りにしっかり投資し、メンターとライバルに巡り会い交流を継続させていくことです。
そうしていくとあなたは未来の最高のゴールに対する臨場感が日々高まり、臨場感が高まることによってあなたのエフィカシーも上がってきます。
エフィカシーが上がることによってあなたのエネルギーと創造性が最大限発揮される状態になり、あなたの脳の情報空間は未来と言う空間にやがて支配される比率が高まってきます。だから未来の最高のゴールが達成されるのです。
皆さんが日々の小さな決断と行動を繰り返し、未来のゴールを達成するのに必要な人間関係を維持しながら、未来のゴールを達成する確信力が日々高まっていくことをぜひ期待しています。
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