コンフォートゾーン

なぜあなたの成長がなかなか加速しないのか?




学校の勉強、会社の仕事でもよくあるかと思いますが、ある一定レベルまでくるとそこから努力し続けても、なかなか自分の能力が伸びている実感がないと感じた事はありませんか?

私は学生時代、社会人時代を振り返って見れば、そこそこ頑張っているけれども自分の能力が思うように上がってこない、その結果テストの成績と仕事の業績に成果として現れない現実に直面することがよくありました。

それでもそこそこ頑張ることに慣れてしまっているので、このまま頑張っていけばいつか必ず成果が出せると自分で思い込もうとしていましたが、
正直なところ疑心暗鬼の中で頑張っていたのかもしれません。

いろいろな状況があると思いますが、皆さんはそのような経験をされたことあるでしょうか?仮にそのような経験をされていれば、その原因理由は何だったと思われますか?

私は自分の経験を振り返りこう思います、その最大の原因理由は自分のやり方で頑張っていたからだと。

自分なりのやり方で頑張っていたとはどういうことでしょうか?

自分のコンフォートゾーンの中で頑張っていたと言うことです。自分のコンフォートゾーンとは自分にとって都合の良いやり易い思考パターン、判断パターン、行動パターンですが、その中でまだ動いてしまっていると言うことです。

仮に自分ではそう思っていなくても、ある一定レベルまで達しそこからさらに成長を加速させようと思うと、自分のコンフォートゾーンの外からの視点を取り入れ頑張っていかないといけないわけです。

突然話が変わりますが、皆さんは守・破・離と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?

簡単に言えば、まず上手くいくやり方を徹底して真似るコピーして成果を出していく、それから自分のやり方を混ぜ合わせていく、その結果新たな成果を出せるやり方が生まれてくると言うことになります。

そこそこ頑張っていてそれなりの成果を出しているレベルはまだ守・破・離の守のステージである可能性が高いのです。

例えば職人の世界、どの職人の世界でも修行期間というのが存在します。簡単に言えば師匠の背中を見て技術を徹底的に真似る期間です。師匠から習得した技術を師匠の前で実演し、師匠に見てもらい合格と出ればそこからようやく独り立ちができる世界です。その独り立ちが、守・破・離のステップの守から離れる段階です。

この守の段階を離れるためには、師匠の背中を見て師匠のコンフォートゾーンを自分の体内にインストールしていく必要があります。つまり自分のコンフォートゾーンの外側の世界を常に見て真似ていく必要性があるわけです。そして師匠に自分の実力を認めてもらい初めて独り立ちが可能になるわけです。

このブログを読まれている皆さんは意識レベルが高く、何事も積極的に取り組まれている方だと思います。もし今皆さんが以前ほど成長している実感が持てない、このままのやり方で良いのだろうかと少しでも疑問があるならば、今皆さんのコンフォートゾーンの外から見た場合さらに成長を加速させていくために何が必要なのかと考えてみるのも大切なポイントかと思います。

そのためには皆さんが目指されている分野で既に結果成果を継続的に出されている方のコンフォートゾーンを、自分の目で見て経験して指導してもらうことが必要になるかと思います。それが皆さんの能力をさらにステップアップさせ、未来の最高のゴールへ最速最短で近づける方法だと私は確信しています。

自分の外側のコンフォートゾーンを書籍で学ぼうとしても吸収力に限界があります。なぜなら書籍の内容を自分のコンフォートゾーンで解読してしまうからです。成功者の方が発する言葉の本当の意味合いと皆さんがその言葉から理解する内容が違っている可能性があるのです。

例えばスピード感覚が大切と言う言葉があったとします、このスピード感覚は実際に同じ空間で同じ作業をして真似てみないと身に付かないものです。言葉からだけでは本当の成功者のスピード感覚と言うのは吸収しきれないものです。

私がしてきた経験と持っている知識でさらに成長を加速させる方法を述べてきましたが、皆さんにお役に立てる話しになったでしょうか?

自分の能力が伸び悩んでしまっている、その期間を脱し自分の成長を加速させ、未来の最高のゴールを最速最短で達成させていくためには、やはりメンターの背中を見ながら定期的に指導を受け軌道修正し成果を出していく。その繰り返しが一番大切な方法になるかと思います。

そこから守・破・離の離のステージへたどり着き、皆さんが独自のやり方で未来の最高の土俵が築けるステップへ飛躍できると思います。

その為には、師匠の背中を見てその技術を完全にパクってしまうそんな勢いが大切になるかと思うのです。




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