抽象度

物事は常に細く千切りしていけと激を飛ばす超一流大学出身の気合の入ったエリート上司




お題は少し大袈裟な表現をしてしまったが、私は常に会社の上層部からこう激を飛ばされている、物事は常に千切りしていけと。これは偽りのない事実だ。

物事を細かく千切りするとは、その言葉通りの意味合いとなるが、物事を細かく具体化していくことに他ならない。

ではなぜ物事を細かく具体化していく必要性があるのか?

いろいろな考え方があるかもしれないが、結局は最適な抽象化をしていくために他ならない。

最適な抽象化をすると言う事はどういうことか?
最適なまとまりを作っていくことに他ならない。

少し哲学的な話になっているが、実際の仕事で本当に役立つ基本的な発想法だからここで皆さんに紹介している。

物事をより細く千切りすることによって、様々なアクション事項が思い浮かぶ。そのアクション事項をグループ分けすることによって、物事の本質が見えやすくなる。

その本質から更に新たなアクション事項を思い浮かぶことができるかもしれない。さらに新しく思いついたアクション事項をもう一度同じく抽象度を上げグループ分けしていく。

こんなふうに物事を抽象と具体の繰り返しにより、少し難しい言葉で言えば、帰納と演繹の繰り返しによりまとめていくと、グループ分けの最適化が実現され、物事がより一層整理され本質が見やすくなり、普遍的な説得力のある素晴らしい着眼点が可能になってくる。

つまりこのグループ分けが抽象度を上げるそのものの作業になるが、物事の本質を捉え豊かな発想力を得るためには必要不可欠な思考プロセスなのだ。皆さんも意識しているかしていないかに関わらず、この思考プロセスをたどっているかもしれない。

物事を細く千切りしていく利点はさらにもう一つある。それは物事の見える化を可能にし具体的なアクション事項を周囲と共有することができるようになること。

そして細く千切りされているか物事は、それ自体が素早く行動に移すことができる内容となっており、思考プロセスに役立つばかりでなく、行動プロセスにも非常に有効的なのだ。

当然ながら超一流大学出身の気合の入ったエリートである上司はそんなことわざわざ説明をしないが、自分の経験から感じたこと、そして抽象度と言う考え方を組み合わせながら自分なりの言葉で皆さんに表現している。

私はこの上司の言葉がもう既にクセになっており、何事に対しても細かく細かく考えていく思考プロセスになってしまっている。

私はこの上司の言葉がもう既にクセになっており、何事に対しても細かく細かく考えていく思考プロセスになってしまっている。

ただ一つの大きな欠点がある、家族と話している時もこの思考プロセスを思わず表現してしまうのだ。よく家族からは理屈っぽいと言われてしまう。そんな時は一目散に自分の部屋に戻ることにしている😀




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