私は以前どれだけ多くの友人を持つことができるかに意識を置いていた。
友人の質よりも友人の量に意識を置いていたのだ。
別にこの考え方を完全否定するわけではないが、
最終的に大事になるのは少数精鋭の友人であることは間違いない。
その少数精鋭の友人を獲得するには、現実問題としてある一定の量の友人がなければいけないのは理解した上で述べている。
単なる面識のある友人が多くいても自分の成長に磨きがかからないのだ。本気の魂のぶつかり合いがないから、獲得できるものも表面上のサラっとした一部に終わる。
ただこの少数精鋭の友人との出会いは自分でコントロールできるものではない。こればかりは神様が与えてくれた縁としか思えないのだが。
本当の少数精鋭の友人との出会いにより、あなたが今まで経験してきたこと、あなたが今まで蓄えてきた知識、あなたの持って生まれた才能センス、それらが見事に一つのハーモニーを奏でながら、あなたのポテンシャルを大きく発揮させるチャンスに変わるかもしれない。
少数精鋭の友人との出会いはそんな可能性を秘めている。あなたが次元上昇する大きな機会になるかもしれない。
それを実現させるためにはあなたが受け取るばかりではなく、相手にどんどん与えていくことだ。
ギブアンドテークと言う考え方は好きではない。ギブアンドギブと言う考え方が相手に見返りを期待せず変な距離感も生まれないので気楽で心地よい。
ただ一つ心構えとして持っておくべきは、あなたが中途半端な姿勢であったり、中途半端な気持ちであったり、中途半端な行動をしてしまうと彼らとの関係は自然消滅していくと言う事実。
簡単に言えば、それだけ緊張感を持って関係維持に努めないといけない、だから魂のぶつかり合いが生まれあなたの成長に拍車がかかるのだ。一定の緊張感がなければあなたの成長など望むべくもない。
ただしその一定の緊張感を持ち、あなたが本気の姿勢で、本気の気持ちで、本気の行動をとっていけば、あなたのパフォーマンスはあなたが想像している以上に上るのは保証する。
それだけ生身の人間同士のぶつかり合いは、金銭では換算出来ない大きな価値があるのだ。その価値をさらに大きくしていくにはあなたのゴールに対する抽象度であり、ゴール達成へのエフィカシーだ。
エフィカシーを高めながら本気の決意決断とそれを継続させる仕組みをしっかり構築すること。それが少数精鋭の友人との関係を途切らせない最も効果的な方法であることは間違いない。
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