今回は少し真面目なお話しを展開したい。
人生真面目だけでは面白くないが、時には真剣に語るのも悪くない。暫くお付き合い頂ければ光栄です😀
まずは人類の歴史を少し振り返ると、長年に渡り生き残り大規模に集団を形成し社会を構築しながら文化を発展させてきたのはホモサピエンスだけだ。逆に言えば、だからこそ長年に渡り生き残ることができたのだ。
他にもネアンデルタール人とかホモサピエンスとは少し異なるが、現在の人類とほぼ同等の存在はあったのだが、滅びてしまった。ただホモサピエンスにはネアンデルタール人の遺伝子が残っていると聞いている。
ではなぜホモサピエンスだけが生き残りネアンデルタール人は滅びてしまったのか?
それは人類の中で、より深く分かち合う心が芽生え、言葉の力によりその分かち合う心を広範囲に浸透させることが出来たから。その過程で言葉の力も豊かに強力になり、さらに分かち合う心を幅広く深く浸透させることが出来たから。と個人的に勝手に解釈している。
人類にどのように分かち合う心が芽生え、言葉を操れるようになったかは定かではないが、分かち合う心と言葉の力が人類を進化させてきたのは間違いない。
分かち合う心により助け合い精神が生まれ、人と人との協力関係を発展させ、より大きな集団が形成され、組織と言う概念が生まれ、社会が形作られていった。
そして言葉の力の発展により幅広く助け合い精神を促進させることが可能となり、人と人との協力関係をさらに有意義なものにし、広範囲で集団形成が可能となり、豊かになる知恵を共有することで組織が活性化され、文化を生み出す社会の土壌が構築された。
何故ここでこのような話題を取り上げるのか?
あなた個人が幸せに豊かになろうと思えば、やはりこの分かち合う心と言葉の力が最も大切な鍵になるのは間違いないと伝えたかったから。
この分かち合う心と言葉の力がなければ、あなたは決して幸せにも豊かになることもできない。と伝えたかったから。
この2つのキーワードをさらに具体化する為、認知科学式コーチングと絡めて考えていきたい。
この分かち合う心とはいろいろあると思うが、私が最もお勧めしたいのはコレクティブエフィカシーの考え方。
自分の未来の最高のゴールのエフィカシーを高めるだけではなく、周囲のゴールのエフィカシーも高めてあげる。
周囲のエフィカシーも高まれば自分のエフィカシーも自然に高まってくる。このコレクティブエフィカシーが組織のイノベーションを可能にするのだ。そのイノベーションが蓄積され文化と言う人類の知恵の結晶を生み出す。
そして言葉の力、人がパフォーマンスを生み出す過程の中で、まずは言葉の力が起点になる。言葉により人の脳内で映像が生まれ、その映像が感情に変わっていく。
その感情の一つ一つが蓄積されあなたの自己イメージを決定づける。この自己イメージの集積があなたのコンフォートゾーンとなり、それがパフォーマンスを生み出す元になる。
人類の分かち合う心と言葉の力、コレクティブエフィカシーと言葉の力の発展が、あなた自身を更に幸せに豊かにし、周囲が更に幸せに豊かになっていく最も大切な鍵になるのは間違いない。
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