思考行動習慣

成功する思考行動習慣の前に先ず失敗する思考行動習慣を考える




誰しも物事が上手くいく方法、成功する思考行動習慣には多少なりとも興味があるかもしれない。

それはそれで素晴らしいことだし、一つ一つ役に立つと思えばすぐあなたの習慣に取り入れることがあなたのコンフォートゾーンを変えていくことにつながる。

ただ物事が上手くいく為の思考行動習慣に少し馴染めない方のために一つご提案。

それは失敗する思考行動習慣から考えること。
成功する思考行動習慣からではなく、失敗する思考行動習慣から自分の日々の行動を振り返り、あなたのコンフォートゾーンを変えていくことだ。

意識レベルの高い皆さんなら成功するための思考行動習慣はすぐ思いつくと思うが、失敗するための思考行動習慣をすぐ思いつくだろうか?

私の経験から言えば以下の三つに凝縮できる。

先ず最初は優柔不断、
あるべき情報は揃っているのに、悩み続けて決めきれない、覚悟が定まらない。決断できないから行動は変わらない、現状が何も変わらない。誰もが油断してしまうとこの優柔不断の症状に陥ると思ったほうがいい。現状維持を促進させる最大の難敵、それが優柔不断だ。

次に先延ばしグセ、
午前にやるのは止めて午後にやる。
今日やるのは止めて明日にやる。
今週するのは止めて来週にやる。
今月にするのは止めて来月にやる。
今年やるのは止めて来年にやる。
今世にやるのは止めて来世にやる。
以上

最後に言い訳グセ、
まずは何でも出来ない理由から考える、本気になっていないから、自分を慰め安心させ現状維持を死守するために先ずは出来ない理由から考える。
勝手にあなたの脳を最大の味方にするのではなく最大の難敵に変えている。あなたのポテンシャルが全く発揮されていないどころか退化させている状態。

成功するための思考行動習慣と言うコンセプトが馴染めないなら、この三つの失敗する思考行動習慣という逆転の発想で考えればよい。

プラスの発想でダメならマイナスの発想からアプローチ。浮き浮きワクワクすることから始めるのも良いが、負の感情をあなたの原動力に変えるのも一つの効果的な方法。私は勝手にそれをお尻の力と呼んでいる。ただしこのお尻の力だけでは辛くなるので取扱注意、あくまでも短期勝負が目的。

この三つの失敗する思考行動習慣、つまり失敗のコンフォートゾーンを一つ一つ成功のコンフォートゾーンに変えていくだけでも劇的に大きな効果が上がる。

あなたが劇的に一瞬で自分を変えていくエネルギーの源はこの負の感情、お尻の力だ。人はこうなりたいと思うよりも、こうなりたくないと思う方が、短期的な視点で見れば、大きな力を発揮できる、火事場の馬鹿力と言っていいかもしれない、何度も繰り返すがあくまでも短期勝負で。

自分が今煮え切らないなと、何か力が湧いてこないなと感じる時は、この方法でアプローチするのも悪くない。人は行動に移せば脳が刺激され一つの小さな行動で大きく勢いに乗ることができるから。




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