誤解をして欲しくないが、利他精神は極めて大切な概念であり、利他精神つまり分かち合う心と言葉があったから人類は進化を遂げてきたし、更に進化を遂げていくのは間違いないと思う。そこだけは先ずしっかりと理解して欲しい。
ただしだ、非常に当たり前のことだが、先ずは自分と家族を満足させ自分たちが先ずは幸せになること、それが一番大切。ごく当たり前のことだが、自分と家族がしっかり生活し社会へ納めるべき税金をしっかり納めていく、それが先ずあるべき姿のはず。
そのステップを踏まえ大きな利他精神を持つのは素晴らしいことだ。その考えであれば、あなた自身とあなたの家族が更に実りある人生の果実に恵まれるはずだ。
ただし利他精神だけフォーカスしてしまい、現実をすっ飛ばし、完全に現実から乖離してしまいバランスを失った思考に陥ってしまう人がいるので今回この話しをした。
これは個人的な表現方法になるが、本当は利己利他精神と表現した方が理解がし易いし、勘違いせずに済む。それから現実とのバランスを保った柔軟で臨機応変な思考が可能になる。つまり利己と利他は一つのものとして捉え、それが一体化するから相乗効果を発揮出来ると考えても良い。
それ故ケースバイケースだが、私は利己利他精神と表現するよう努めている、そちらの方がスッキリする。自分と家族も満たし、抽象度を上げその輪を更に大きくしていく、範囲だけでなく、時間時軸も長くする、それが私が言う利己利他精神だ。
あともう一つのは重要な点は、あなたの利他精神にどれだけこだわりが持てるかが極めて重要、こだわりのない単にお題目のように唱えている利他精神にあまり意味はないし、周囲を魅了するエネルギーを感じない。
こだわりを持つにはやはり原体験が重要だ。原体験があるから、あなたに強いこだわりが生まれる。その原体験は反面教師であっても構わない。いや反面教師であるから、そうならないようゴールに圧倒的に強い臨場感が生まれると言って間違いはない。
このこだわりがあなたのモチベーションが自然と高まる原動力になり、抽象度を上げ周囲を巻き込んだゴール達成に大きな拍車をかける大きな力になるのだ。
あなたがしっかりとこだわりを持て、そして利己と利他の両方を満足させる利己利他精神こそが、あなたの潜在能力を最大限に引き上げ、コレクティブエフィカシーを最速で脳裏に刻み込む言葉だと思う。さてあなたはどう思うか?
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