成功と失敗の習慣

努力不要論という馬鹿げた議論に真っ向から勝負する




“努力不要論”とか”頑張らない”という題名の書籍を書店でよく目にする。この考えをあなたは正しいと思いますか、或いは正しくないと思いますか?

どちらが正解でしょうか?

私の答えは非常にシンプル。

一点条件付きでこの考えは明らかな間違いだ。

間違え過ぎて馬鹿らしくて議論すらする気しない。それぐらい間違いなのだ。

何事にも最初の段階は気合い、根性、努力が必要不可欠。何故最初の段階なのだろうか?ある一定期間を過ぎるとそれを努力と感じなくなり当たり前、習慣化されスムーズに上手くこなせている状態になるからだ、それを“無意識の有能”という言葉で表現したい。

これが世にいう面白くて楽しい、フローの状態だ。この状態になると無理に頑張るという感覚がなくなり自分の体内に既にインストールされ頑張っている感覚が非常に弱くなり楽しむ余裕が出てくる、ただそれだけのこと。

その“無意識の有能”に至るまで、以下のプロセスを通過必要。以下のプロセス②~③が世にいう努力している状態。

①”無意識の無能”→何も分かっておらず何も出来ない状態

②”有意識の無能”→知ってはいるが、使いこなせていない状態

③”有意識の有能”→知っており、意識しながらぎこちなく何とかこなせている状態

④”無意識の有能”→特に意識せずスムーズに上手くこなせている状態

この①~③を経て最後の④の“無意識の有能”、つまり特に意識せず上手にこなせている状態、面白くて楽しいフローの感覚を手に入れることが出来る。

上記の②~③の状態は様々な表現方法があると思うが、簡潔に言えば不快な状況の中乗り越えようと頑張っている状態だ。

例えば私は今文章が書くのがとても好きだし得意だ。最初からそうか?、答えはキッパリNO。

最初は必要に迫られたから頑張ったが正解、その頑張る期間が過ぎ、今はリズムに乗れば勝手に次々と文章が出てくる、思うがままに斬新で面白いネタを考えながら文章を書くことが心から気持ち良いと感じる、努力の結果、“無意識の有能”を獲得することが出来た。

冒頭で一点条件付きと述べた。一点条件付きで“努力不要論”、“頑張らない”という考えは明らかな間違いと述べた。

その一点条件とは何か?自分を否定しながら努力することは不要ということ。自己評価を低くしながら努力することは百害あって一利なしという事実。

自分の存在価値を下げ努力しても、存在価値は低いと思っているあなたの思考は現実化する、つまり努力は報われない現実があなたの目の前に現れるだけ。

結局、ワクワクするゴールを持ち、エフィカシー(未来確信力)を高めながらの継続的な努力は必要不可欠だし、あなたの間違いなく生涯の武器になる。この生涯の武器を磨き続けたから、人生楽しく面白くなり、努力という感覚から遠ざかっているに過ぎない。




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