結論から言う。
二兎を追う者は一兎も得ずは不正解だ。
この諺の意味は、それだけ一つの物事に集中しないと、何も成し遂げられないという意味だが、目の前の10分、30分、60分の例え話しなら、その通りだと思う全力で一つのことに没頭すべきだ。ただ時間軸を長くすれば長くするほど不正解も甚だしいのが結論。
人の脳には創造的無意識という底知れない情報空間がある、この情報空間は皆さんの想像を遥かに超えクリエイティブなのだ。本気で決断しこの本気を継続していく仕組み構築は大前提だが、この創造的無意識を活用すると、無限にアイデアが湧いてくる、あなたの想像を遥かに超えて良質のアイデアが次々と生み出されていく。
例えば、仕事に費やす時間と家族と一緒にいる時間の両方のやり繰りは誰もが悩む、仕事に追われ、時には休日返上、貴重な休日は自分の体を休めるのに精一杯、自分と仕事しか見えなくなっている。仕事か家庭かの二者択一の世界に陥り、自分ではそう思ってなくても周囲から見れば一目瞭然。
少し話しが逸れるが、こんな時は要注意、軽々しく発言すべきことではないが、仕事だけに没頭している分、家族に思わぬ影響が自分の気付かない所で着々と進行している時がある。
例えば、家族の病気は典型的な例、或いは子供が非行に走ったり思わぬ不幸な出来事があなたの身の上に降りかかる、そういった例を自分が経験したし、数多く見たり聞いたりした。
そうならない為にも、家族と一緒に人生を楽しみ、仕事でしっかりお金を稼ぐ、この両立は当たり前の如く可能だし、仮に仕事が忙しくても先ずはこの両立実現を本気で目指し続けることが何よりも重要。その時、この両方を達成可能にする想像もしなかったアイデアを授かる。あなたの脳はこんなこと朝飯前に出来るのだ。
先ずはその知識をあなたの脳にインストールし、自分はそれが出来ると信じ切る自己信頼が必要不可欠。この時あなたの脳はあらゆるリソースを総動員、足したり、引いたり、掛け合わせたり、割ったり、或いは全く思わぬ世界から意外なアイデアを与えてくれる。
一度この脳の仕組みを理解し成果が出せると、今度は三兎を追わないから三兎さえも得られないことに気付き始める。この時五兎を追わないから五兎さえも得られないという意識に飛躍させても良い。或いはそれ以上も可、本気で決断しそれを持続させる仕組みを構築出来れば、脳はあなたの期待に充分答えてくれる。その為の仕組み構築を一刻も早く始めるべきだ。
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